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エチレンオキサイドガスの分析

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エチレンオキサイドガスの分析

 EOG滅菌は、EOGの抜群の浸透力と低温で効果を有することから、プラスチック製品などの加熱・加湿により硬化や収縮変形などの品質破壊をおこす器具・用品の滅菌に最適であり、医療機関、警察署、消防署(救急隊)、食品包装具メーカーなどで多用されています。
 その毒性のため、滅菌機においてエアレーション(空気による置換)により除去されますが、その材質、時間や空気循環量などの差により残留濃度は様々です。

 本機構では製品に残留するEOG量の測定方法を開発しました。滅菌製品に残留したEOGの全量を脱着させますので、精度よく低濃度までの分析が可能です。
 定量下限は、試料1gを用いた試験の場合、EOGとして0.02 μg/gです。
 なお、試料の材質により検討が必要な場合もありますので、ご相談ください。

 この方法により、残留濃度測定のみならず、ガス滅菌機の性能評価や、エアレーション時間の確認、また、医療器具の材料開発についての貴重な情報を提供することができます。

<医療用具に対する残存エチレンオキシドガス濃度基準値>

エチレンオキシドの用途として、医療用具の薫蒸消毒・滅菌剤があります。厚生省の「エチレンオキサイドガス滅菌における残留ガス濃度に関するガイドライン」によって、その医療用具に対する残留濃度の基準値が定められています。

[厚生省(1998) エチレンオキサイドガス滅菌における残留ガス濃度の限界値の取扱いについて(医薬審第353号)]

医療用具 残存エチレンオキシドガス濃度基準値
眼内レンズ 25 μg/g以下
膜型人工肺及び治療用血漿分離器 1医療用具あたり60 mg以下
透析器 1医療用具あたり20 mg以下かつ25 μg/g以下