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アスベストの分析

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建材・製品中のアスベスト分析

 平成18年9月1日より、労働安全衛生法施行令及び石綿障害予防規則の改正がなされ、一部のガスケット、パッキンを除くすべての製品のアスベスト含有量の規制値が、1重量%から0.1重量%になりました。本機構は、この規制値の低減化に対応し、正確なアスベスト分析を行っています。

 平成26年3月28日に制定されたJIS A 1481-1(建材製品中のアスベスト含有率測定方法―第1部:市販バルク材からの試料採取及び定性的判定方法)、JIS A 1481-2(建材製品中のアスベスト含有率測定方法―第2部:試料採取及びアスベスト含有の有無を判定するための定性分析方法)、JIS A 1481-3(建材製品中のアスベスト含有率測定方法―第3部:アスベスト含有率のX線回折定量分析方法)による分析にも対応しています。

■実施している分析方法

  • 試料の前処理(低温灰化、溶剤処理、酸処理)
  • X線回折法(XRD)による定性分析・定量分析
  • 走査電子顕微鏡(SEM)による形態観察
  • 位相差顕微鏡によるアスベスト種の同定(分散染色法)
  • 偏光顕微鏡によるアスベストの有無確認分析
  • 位相差/偏光顕微鏡による計数

■その他対応可能な分析方法

項目 分析内容 対象試料
JIS A 1481-1 偏光顕微鏡によるアスベスト定性分析
(ISO22262-1に準拠)
建材製品、天然鉱物
JIS A 1481-2 X線回折分析、位相差・分散顕微鏡によるアスベスト定性分析 建材製品、バーミキュライトを原料とした吹き付け材
JIS A 1481-3 X線回折分析によるアスベスト定量分析
(基底標準吸収補正法)
建材製品
天然鉱物中の
石綿含有率の分析
(基安化発0828001号)
X線回折分析、微分熱重量分析法(DTG法)によりアスベストが0.1重量%を超えて含有するか否かを分析 天然鉱物(粉状タルク、セピオライト、バーミキュライト、天然ブルーサイト)

■分析対象とするアスベスト(6種)

  • アモサイト
  • クリソタイル
  • クロシドライト
  • アクチノライト
  • アンソフィライト
  • トレモライト

     

  • アスベスト分析事例
    XRDにより微量のアスベスト(クリソタイル)を検出
    XRDにより微量のアスベスト(クリソタイル)を検出
  • 前処理後試料のSEM写真(倍率5000倍) 0.1%クリソタイル含有建材(左)、0.1%クリソタイル含有緑泥石(右)

    前処理後試料のSEM写真(倍率5000倍)
    左:0.1%クリソタイル含有建材、右:0.1%クリソタイル含有緑泥石

     
    前処理後試料のSEM写真(倍率5000倍) 0.1%クリソタイル含有建材(左)、0.1%クリソタイル含有緑泥石(右)

    クリソタイルの位相差・分散顕微鏡写真(100倍)  クリソタイルの偏光顕微鏡写真(直交ニコル)(100倍)

 問合せは東京事業所高分子技術部