近年のODS(C18)カラムは耐久性が高くなり使いやすくなりました。使用可能なpH範囲は、ODS基とエンドキャッピング基の結合状態に依存します。広いpH範囲で耐久性のあるカラムは、分析メソッドを開発する際にも経済的にも非常に有利なカラムです。高耐久性はカラムの選択における重要なファクターといえます。
酸性移動相では、加水分解によりODS基やエンドキャッピング基が外れやすくなります。ODS基が減少することで保持時間が減少していきます。さらに劣化が進むと分離能が低下します。L-column2 ODSはこのような過酷な条件でも圧倒的な安定性を示します。
分析温度が高いとカラム劣化は促進され、耐久性の差が顕著にあらわれます。ここではpH1以下、90℃の加速耐久性試験にてカラムを比較しました(Fig.1)。
中性物質はODS基が減少することで、保持時間が減少していきます。さらに劣化が進むと分離能が低下します(Fig.2)。
アルカリ性移動相では、シリカゲルが溶解するので、カラム先端に隙間ができ、理論段数の低下は急激に現われます。シリカゲル表面をほぼ完全に被覆する高度エンドキャッピング法の効果により、L-column2 ODSは抜群の耐久性を有します。
pH10、50℃の加速耐久性試験においてカラムを比較すると、その差はあきらかです(Fig3, 4)。