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LCアプリケーションデータシート

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新着情報・トピックス

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新着情報

2023年8月

L3054 サンシシ末
サンシシ(山梔子)はアカネ科クチナシの果実を乾燥したもので、消炎排膿、皮膚疾患をはじめとした処方に配合されています。サンシシの有効成分の一つとしてイリドイド配糖体であるゲニポシドが挙げられ、その定量法が日本薬局方に収載されています。L-column3 C18を用いて試験を行った結果、L-column3 C18は ”システム適合性” 及び ”システムの再現性” の条件を満たしており、サンシシ及びサンシシ末中のゲニポシド定量法に適合したカラムであることが示されました。ここでは、L-column3 C18でサンシシ末中のゲニポシドを第十八改正日本薬局方第一追補に準拠して定量し、サンシシ末が日本薬局方に適合しているか否かを確認しました。
Column: L-column3 C18
Sample: Powdered Gardenia Fruit, Geniposide

2023年7月

L2158 有機フッ素化合物(PFAS)
ぺルフルオロオクタン酸(PFOA)やぺルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)などの有機フッ素化合物は、撥水剤や消火剤などに広く使用されていましたが、環境中での難分解性や生物蓄積性が高く、POPs条約では2009年(COP4)にPFOSが付属書Bに追加され、2019年(COP9)にPFOAが付属書Aに追加されました。
また、REACH ANNEX17 Entry 68(2021年8月)が改正され、EUにおいてぺルフルオロカルボン酸類(PFCA)の炭素鎖長C9-C14も規制されるなど、世界的に規制が強化されています。今回は炭素鎖長のC4-C10のペルフルオロアルキルスルホン酸(PFSA)、炭素鎖長C4-C18のPFCAを分析しました。また本分析法ではディレイカラムを用い、システム由来のブランクピークを排除しました。
Column: L-column2 ODS
Sample: Perfluoroalkyl sulfonic acids (PFSA), Perfluoroalkyl carboxylic acids (PFCA)

L3053 陰イオン界面活性剤(LAS)
陰イオン界面活性剤は家庭用洗剤などに使用されており、直鎖アルキルベンゼンスルホンナトリウム塩(LAS)を主成分としています。
陰イオン界面活性剤は水道法の水道水質基準項目の1つであり、合計で0.2 mg/Lの規定値が定められています。
今回はC10-C14のLASについて分析しました。分析手法は水質基準に関する省令の規定に基づき厚生労働大臣が定める方法(平成15年厚生労働省 告示第261号)別表第24の2に従い、LC-MS/MS分析で実施しました。カラムは公定法で推奨されているC8カラムのほか、C18カラム、C6-Phenylカラムでも測定しました。
Column: L-column3 C8, L-column3 C18, L-column2 C6-Phenyl
Sample: Linear alkylbenzene sulfonate, C10-LAS, C11-LAS, C12-LAS, C13-LAS, C14-LAS

2023年2月

L2157 薬局方(分析条件の変更 パラオキシ安息香酸エチル)
第十八改正日本薬局方第一追補では2.00 クロマトグラフィー総論において、カラムパラメータや流量等の変更が可能となりました(参照: 第十八改正日本薬局方第一追補令和4年12月12日厚生労働省告示第355号)。今回はパラオキシ安息香酸エチル(エチルパラベン)について日本薬局方(JP)に収載の条件から分析条件を変更し、システムの適合性を確認しました。
Column: L-column2 ODS
Sample: Parahydroxybenzoate, Methyl Parahydroxybenzoate, Ethyl Parahydroxybenzoate