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■業務内容

 GHSによる危険有害性の分類とラベル表示、安全データシート(SDS)は、化学品及び混合物を取り扱う事業者間での情報伝達ツールとして、日本及び世界標準であると同時に益々重要となっています。さらに、GHS分類対応SDSは、法律の要求に関係なく、あらゆる化学品及び混合物に添付する動きが世界中で広く一般的となっています。
 私たちは、お客様のご要望にお答えし、日本及び世界標準に従ったGHS分類の実施とSDS作成のお手伝いをいたします。

主な業務内容は以下のとおりです。

  • GHS分類の実施、SDS・ラベル作成  (日本国内向け和文、米国向け英語版EU向け英語版他
  • SDSの翻訳(日本語⇔英語、その他の言語(例:中国語、チェコ語等)も対応可能)
  • 日本向けSDS記載内容の確認(レビュー)
  • SDS/ラベルの見直し業務
  • 中国、韓国、台湾、東南アジア向けのSDS・ラベル作成
  
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■GHSとは

 GHS(化学品の分類及び表示に関する世界調和システム)とは、世界的に統一されたルールに従って、化学品を危険有害性の種類と程度により分類し、それらの情報が一目でわかる絵表示でラベル表示し、SDSによる情報提供を行うシステムのことです。

■GHSで対象となる危険性・有害性

 GHSで対象となる物理化学的危険性、健康有害性及び環境有害性の項目と対応する絵表示には次のようなものがあります注)

物理化学的危険性 健康有害性 環境有害性
・爆発物
・可燃性ガス
・エアゾール
・酸化性ガス
・高圧ガス
・引火性液体
・可燃性固体
・自己反応性化学品
・自然発火性液体
・自然発火性固体
・自己発熱性化学品
・水反応可燃性化学品
・酸化性液体
・酸化性固体
・有機過酸化物
・金属腐食性物質
・鈍性化爆発物
物理化学的危険性
急性毒性(経口/経皮/吸入)
皮膚腐食性/刺激性
・眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性
・呼吸器感作性
皮膚感作性
生殖細胞変異原性
・発がん性
・生殖毒性
(授乳に対する又は授乳を介した影響)
・特定標的臓器毒性(単回ばく露)
・特定標的臓器毒性(反復ばく露)
・誤えん有害性





健康有害性
環境有害性

(注) GHS改訂6版及び、国内でのGHSによる表示、SDSを定めているJISZ7253:2019に対応しています。

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■GHS分類とSDS作成方法

 本機構は、豊富な経験と実績に基づいて、GHS分類の実施とSDS作成に必要な危険有害性の情報を国際的に評価された信頼性の高い情報源から検索・収集し、信頼性評価を行います。
 収集した情報より、JIS規格に従ったGHS分類、ラベル、SDSの作成を実施します。
 混合物については、混合物に対する危険有害性情報、又は各成分の危険有害性情報と混合物に含まれる成分情報より混合物のGHS分類とSDS作成を実施します。

 GHS分類とラベル表示、SDS作成に関するJISは以下のとおりです。

  • JIS Z 7253:2019 GHSに基づく化学品の危険有害性情報の伝達方法−ラベル,作業場内の表示及び安全データシート(SDS)
  • JIS Z 7252:2019 GHSに基づく化学品等の分類方法
  

 海外向けGHS対応SDSの作成については、最新の法規制や規格に基づいて作成しています。

 また、GHS分類、ラベル作成、SDS作成に必要な一般物性(融点、沸点、水溶解性など)、危険性(引火性、発火性、酸化性など)、有害性(哺乳類毒性、生態毒性など)に関する試験も実施しています。

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■ご要望に応じた業務の実施

 GHS分類とSDS作成においては、お客様のご要望を反映して実施します。例えば、以下のようなご要望に対応します。

  1. 既存のSDSに、GHS分類を追加する
  2. 原料のSDSより、混合物のGHS分類とSDS作成を実施する
  3. 成分名と含有量情報より、危険有害性情報の収集を行い、その結果からGHS分類とSDS作成を行う
  4. 欧州CLP規則対応の危険有害性の分類とSDSを作成する

■GHS分類とSDSに関する総合パンフレット

 「GHS対応SDS作成のトータルサポート」もご覧ください。

本機構では、お客様のご要望に応じたGHS分類とSDS作成を実施します。
お問合せ先:安全性評価技術研究所 評価事業部
〒112-0004 東京都文京区後楽1-4-25 日教販ビル7F Tel:03-5804-6136