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製品中のフェノール系酸化防止剤の一斉分析

製品中のフェノール系酸化防止剤の一斉分析

 ゴムやプラスチックに使用されるフェノール系酸化防止剤の一斉分析が可能になりました。

 BHT(2,6-Di-tert-butyl-4-methylphenol)に代表されるフェノール系酸化防止剤は、熱安定性、加工安定性及び耐久性などを向上させることを目的に、ゴムやプラスチックなどの高分子材料に添加される場合があります。一般にバージン品のプラスチック(PP、PE、ABS 等)に添加される量は通常0.03〜0.15%程度ですが近年、廃プラスチックの再利用がなされてきている中、バージン品に比較するとはるかに多い量(例えば数%)のフェノール系酸化防止剤が添加されるケースもあります。また、BHTなどは使用される環境により着色成分のキノンを生成し、製品の見栄えを悪くする黄変現象を起こすことが知られています。これらのことから製造時や流通時にフェノール系酸化防止剤の種類と含有量を把握することは、製品の品質を管理する上で大変重要であると考えられます。さらに高分子材料は、生活圏において様々なところで使用されていることから、環境への影響はもとより、医療器具の使用や飲食などの経路で人体に摂取されるリスクを評価することも今後の課題として挙げられます。

 このような背景の中、当機構ではガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)及びフォトダイオードアレイ検出器付高速液体クロマトグラフ(HPLC-PDA)を併用し、迅速にフェノール系酸化防止剤や着色成分のキノン類を一斉に分析することが可能になりました(対象成分参照)。

 詳細は下記へお問合せください。

大阪事業所 技術第二課
  TEL 06-6744-2022FAX 06-6744-2052