先輩の声

学位取得への挑戦 CERIの仕事
安全・安心に使用できる製品を社会へ

作業風景

 安全性評価技術研究所では、化学物質の安全性評価や、遺伝子、タンパク質、代謝産物の測定、新しい試験方法の開発など、様々な業務を行っています。
 私は、主に開発段階の医薬品の活性測定と新しい測定方法の開発を担当しています。また、化粧品原料の皮膚刺激性試験にも携わっており、自分が試験を行ったものが製品化され、多くの人に使用されるかもしれないと考えると、とてもやりがいを感じます。
 あまり大きな組織ではないため、ほとんどの職員の顔と名前を覚えることができ、飲み会や一緒に遊びに行くことも多く、仲が良いです。皆さんも、すぐ打ち解けることができると思います。

お客様から信頼される試験方法の開発に向けて

 採用1年目は現在と異なる業務の担当でしたが、仕事内容を覚えることや上司から指示された業務を行うことで精一杯でした。しかし、現在は研究部門に所属しているため、自分から上司に試験方法や実施計画を提案するなど、自発的に行動することが増えました。
 私が試験方法の開発を担当した試験がなかなか実際の依頼に結びつかず、収入に貢献できない申し訳なさを感じていましたが、データの取得を続け、学会発表など営業活動を行い、最初に試験を受注できたとき、とてもやりがいを感じました。
 最近は徐々に依頼や問合せが増えてきており、今後の受注に結び付けるため、受けた仕事は丁寧に対応するよう努めています。

学位取得への挑戦

 学生時代に想像していたCERIの業務は、依頼された仕事を決められた手順で淡々と実施するイメージでしたが、入構後、予想していたよりも職員がやりがいや向上心を持って仕事に取り組んでおり、活気があることに驚きました。
 通常の業務以外に自分の研究テーマを持っている職員も多く、終業時間後に熱心に研究やディスカッションを行っている姿も多く見かけます。
 学生時代に想像していたよりも職員同士の仲が良く、終業時間後のサークル活動の他に休日にプライベートで遊びに行くことも多くあります。
 恵まれた環境の中で、今後は、CERIの主要業務になるような新しい試験の開発を行いたいと思います。また、学会発表や論文投稿も積極的に行い、学位を取得することが目標です。

CERIを志望される皆さんへメッセージ
   

 CERIでは若手でも責任のある仕事が任せられ、自分の意見を言いやすい雰囲気があるため、きっとやりがいを持って仕事ができると思います。
 業務以外にも語学研修や通信教育、学位取得制度など、学ぶ制度がたくさんあります。
 プライベートでも職員同士仲良くしているので、充実した社会人生活が送れると思いますよ。ぜひCERIで一緒に働きましょう。

 
 
 
1日のスケジュール
プロフィール
 

大学時代は生命科学部で生物を中心に学んだ。
研究室では疾患モデルマウスや培養細胞、精製タンパク質等を用いて、疾患発症メカニズム解明のための研究を行っていた。