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玩具、アクセサリー等に含有する鉛の分析

  1. 玩具、アクセサリー等に含有する鉛の分析

玩具、アクセサリー等に含有する鉛の分析

 最近、わが国や米国等において、玩具や子供用アクセサリー等から基準値を超える鉛が相次いで検出され、大きな問題となっています。

 子供が玩具やアクセサリーを扱った手を口に入れたり、直接口に入れたり、飲み込 んだりすることで鉛を摂取する危険性が高まるため、子供への健康影響が懸念されます。

 本機構では、米国消費者製品安全委員会(CPSC)から出された暫定方針や玩具の安全基準(STマーク)などに準拠した上記試験を実施しています。また、玩具、アクセサリー以外の様々な製品でも対応可能です。

 さらに、試験結果を基に製品に含有する鉛の安全性評価(暴露評価、リスク評価)も可能です。また、鉛に限らず、アンチモン、その他重金属類の分析から安全性評価まで一貫して受託することが可能です。

 

(1)含有量試験  : 検体中に含まれている鉛の濃度を求める試験で、試料を酸等により分解して溶液化し、溶液中の鉛をICP発光分光分析装置又は原子吸光光度計で定量します。
(2)溶出量試験  : 胃酸を想定した溶液等の溶媒に検体からどれくらい鉛が溶け出すかを求める試験で、溶媒への溶出操作を行い、溶出液中の鉛をICP発光分光分析装置又は原子吸光光度計で定量します。
  • ICP発光分光分析系
    ICP発光分光分析系
  • 原子吸光光度計
    原子吸光光度計