化学物質評価研究機構(CERI)は、1949年にゴム製品検査協会として発足し、ゴム・化成品検査協会、化学品検査協会と名称変更して、1999年に現在の名称、さらに、2010年4月1日に「一般財団法人」となり、2024年で創立75周年となりました。この間、事業内容は、高分子技術部門、環境技術部門、化学標準部門、クロマト技術部門、化学物質安全部門及び安全性評価技術研究所まで充実、拡大し、現在、本部、及び東京、名古屋、大阪、久留米、日田の5事業所にわたって事業を展開しています。
近年は、施設・設備等のハード面に積極的に投資し、充実を図ってきました。それに併せて、職員がさらに個人を磨き、ひいてはCERIの発展に寄与することができる人材となるように、教育・研修体系や様々な制度を整備しています。
創立100周年を見据えて、未来に向けて変化に対応しながら、その時代に合わせた革新を行っていく必要があります。CERIの事業部門は多岐にわたっていますが、どの部門も「化学物質評価」という共通のキーワードがあり、それぞれ個々の技術を持っています。これからはその技術をその部門だけではなく、他部門とコラボレーションし、共に考えていくことで、新たな付加価値を生み出していきたいと考えています。
私たちは、今後とも中立公正な立場で化学物質と化学製品の評価、管理に関する最良のソリューションを提供し、人と化学と環境の調和した安全・安心な社会づくりに貢献することを基本理念として、国内はもちろん国際的にも活躍の場を広げたいと考えています。私たちの目的に賛同し、ともに進んで社会貢献を果たそうとする素晴らしい若者の入構を切に願っています 。