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こんなところにCERI
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こんなところにCERI
CERIの研究、開発がどんなところで役に立っているのか・どんな安全を守っているのか
皆さまの生活に当てはめてご紹介いたします。

化学物質安全部門では、新規開発された化学物質や農薬が、人や環境に与える影響を調査する安全性試験を実施しています。
CERIの試験が、農薬使用者の安全性確保や環境中の生き物に対する影響の低減に役立っています。

化学物質安全部門では、医薬品の品質評価試験を実施しています。
安全性評価技術研究所では、医薬品の効能や安全性を評価する試験方法を研究しています。また、医薬品の製造作業者が有害な影響を受けないよう管理するための評価も行います。
また、日本薬局方の一部の試験方法に、化学標準部門のJCSS標準液が使用されています。
CERIの試験・研究・評価は、安心・安全な医薬品の供給に貢献しています。

日本中の研究室で使用する試薬の品質を適正に保つためにも、化学標準部門のJCSS標準液は使用されています。
安全性評価技術研究所では、身の回りの製品に使用される化学物質が、人に有害な影響を及ぼす性質の有無を評価する方法を研究しています。
また、材料や試薬、試験方法には標準化された決まりがありますが、高分子技術部門は製品や材料等の様々な標準化活動にも参画しています。
CERIの標準物質や研究が、大学や企業の研究開発活動を支えています。

トンネル工事(遮水シート)、ビルや橋梁などの大型建築物(免振ゴムや防振ゴム)等に使用される土木材料やゴム製品にも厳格な基準があります。高分子技術部門では、中立公正な第三者の立場から試験データを提供しています。
CERIの試験が、社会インフラの安全・安心に一役買っています。

環境技術部門は環境分析だけでなく、様々な化学製品に有害な化学物質が含まれていないかどうかの調査、人の血液等に含まれる炎症や気管支喘息等の発症において重要な役割を担っている脂質等の測定も行っています。
CERIの試験は、人々の健康や医薬の発展にも貢献しています。

高分子技術部門は、企業が進めるリサイクル品の活用、化石燃料に替わる新エネルギー(水素、アンモニアなど)の社会実装、それら循環型経済の実現に向けた脱炭素のお手伝いを行っています。

化学物質安全部門・高分子技術部門では、化学物質の危険性や有害性、取扱いに関する情報を伝達するための安全性データシート(SDS)を作成する際に必要な試験を実施しています。
安全性評価技術研究所では、化学物質の毒性情報を収集し、人や環境に有害な影響を与える可能性がないかを評価したり、SDS作成を行っています。
CERIの業務が、化学物質の流通・安全確保を支えています。
CERIの活動は、なかなか人目に触れず目立ちにくいですが
皆さまが安全に生活をしていく上で欠かせない重要な役割を担っているのです。