一般毒性試験では、工業化学物質、医薬品、農薬、食品添加物及び特定保健用食品等を動物に投与し、投与期間中に状態観察、体重測定等、投与後に病理検査、血液学的検査、血液生化学的検査等を行い、毒性を評価します。投与経路は人の暴露経路等を想定し、経口、経皮、静脈内、腹腔内、皮下、気管内等があります。投与期間は、短期の影響を評価するための単回投与から、化審法等で規定されている28日間反復投与、中長期の影響を評価するための90日から1年間の長期投与があります。
また、気管内投与による試験は、ナノ材料の呼吸器経由の毒性評価としても有用です。
マウス及びラットを用いた単回投与から反復投与まで、各種ガイドラインに準拠した試験に対応することが可能で、これまでに1800試験を超えるGLP試験の実績を有しています。特に、化審法GLP試験の経験が豊富で、動物への投与が難しい樹脂等の化学物質についても対応することが可能です。