「農薬の登録申請において提出すべき資料について(平成31年3月29日付け30消安第6278号農林水産省消費・安全局長通知)」
における「安定性、分解性その他の物理的化学的性状」の経時安定性試験を実施しています。
CIPAC MT 46.3: Accelerated storage procedureに従い、有効成分の含有濃度、製剤の物理的化学的性状、容器の状態を調査します。
試験は、GLP適合で実施します。
保存期間は少なくとも農薬の使用期限を保証できる期間となります。2年を超えて使用期限を保証する場合、40 ℃で1か月間の試験は、室温での1年と同等の保証ができると見なします。
保存期間や保存温度(室温、40 ℃)は、ご要望に対応しますのでご相談下さい。
粉剤 粒剤 微粒剤 細粒剤 粉末 水和剤 水溶剤 乳剤 液剤 展着剤 (その他お問い合わせください)
有効成分の含有濃度、容器の状態の他、以下の項目について経時安定性試験を実施しています。
@外観(色調・形状)A粉末度 B粒度 C希釈液安定性又は水和性 D水溶解性又は水溶性 E懸垂性
FDL 粉剤に対する試験(平均粒径及び 10 μm 以下の粒子割合の算出)G水溶性フィルム入りの製剤に対する試験(水溶性フィルムの水溶解性)
(その他お問い合わせください)
試験開始時及び試験終了時の有効成分の含有濃度、製剤の物理的化学的性状、容器の状態並びに分析法及び有効成分の分解率。
本機構では、農薬登録申請を目的とし、これまで数多くの製剤について経時安定性試験を実施しています。
CIPACの試験方法だけでなく、JISや自社規格での対応につきましてもご相談を承ります。
また、その他の物理的化学的性状試験も数多く実施していますのでお気軽にお問い合わせください。