揮発性物質透過性試験は、試験片を透過する揮発性物質量を測定する試験です。
揮発性物質透過性試験は、カップ内の揮発物質(有機溶剤等)が試料を透過し、カップ外へ気散する量を測定することで透過量を算出します。
【試験詳細】
揮発性物質 | 要相談(例 エチレングリコールなど) |
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試験片寸法 | 直径65、直径70 mm、厚さ〜2 mm |
試験片数 | 3(ブランク試料も同時に試験可能) |
試験温度 | 室温 (23℃) 揮発性物質の種類により室温以外でも対応可能な場合がありますのでご相談ください。 |
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図1 試験カップ | 図2 試験片を取り付けた状態 |
【測定原理】
ステンレス製のカップに有機溶剤等の揮発性物質を入れ、シート状試験片、リングの順に重ね、取り付けます。
カップを恒温恒湿槽等に静置し、一定時間ごとに質量減少を測定します。
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