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低温試験

柔軟温度試験

概要

高分子材料の低温下での柔軟性を評価します。

 柔軟温度試験は、主に軟質塩化ビニル樹脂をはじめとする材料の低温下でのねじり剛性を評価します。試験片を-55℃に冷却後、温度を5℃間隔で昇温し、各温度で一定のトルクをかけねじれ角度を測定します。温度-剛性率曲線から剛性率310MPa時の温度を柔軟温度として求めます。製品から試験片加工も対応可能です。試験の詳細、試験片加工などご相談ください。

 
汎用ゴム(本機構作製)の温度-収縮率曲線例
汎用ゴム(本機構作製)の温度-収縮率曲線例
 
 
◆装置外観◆
装置外観
 
◆仕様◆
型式: クラッシュバーグ柔軟温度試験機
No.170-AUTO ((株)安田精機製作所製)
熱媒体: エタノール、水
温度: −55℃〜 (上限はご相談ください)
試験片: 6.35 mm×64 mm
昇温速度: 2℃/ min

◆対応規格◆
JIS K 6773
ASTM D 1043