圧縮永久ひずみ試験
概要
永久ひずみを測定することで高分子材料のへたり性を求めます。
圧縮永久ひずみ試験は、高分子材料(主にゴム)の圧縮変形に対する復元性を評価する試験です。この試験では、ゴムを一定の圧縮率で長時間圧縮し、開放後に残留している永久ひずみを測定します。Oリングやパッキンなどの密閉性が求められる材料に非常に重要な試験です。高温から低温まで、様々な温度条件下で実施可能です。また、耐圧容器を使用した加圧状態での試験、溶媒に浸せきした状態での試験も対応可能です(対応可能な条件についてはご相談ください)。

圧縮用治具及び大型試験片 |
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◆条件◆
圧縮率: |
25%(一般、IRHD 80未満)
15%(IRHD 80〜89)
10%(IRHD 90以上)
上記以外はご相談ください |
温度: |
−70℃〜+300℃ |
試験片: |
大形試験片 Φ30mm×12.5mmt
小形試験片 Φ13mm×6.3mmt
シート積層でも試験可能です |
◆主な対応規格◆
JIS K 6262、JIS K 6380、JIS B 2401
ISO 815-1,2
ASTM D 395 他
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未加硫ゴムからのプレス成形、製品からの試験片加工も対応いたします。ご相談ください。