応力集中を起こす部位を持つ試験片を用い、試験片が破壊に至るまで一定速度で引裂いたときに試験片にかかる力及び変位を測定します。
恒温槽を用いることで、低温から高温まで幅広い温度領域における測定も対応可能です。
ゴム :JIS K6252-1, ISO 34-1, ASTM D624
プラスチック :JIS K7128-1, JIS K7128-2, JIS K7128-3, JIS K6732, ISO 6383-1, ASTM D1004
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アングル形試験片 試験状況 |
トラウザ形試験片 試験状況 |
試験片の引裂強さは以下の式により算出します。
得られた引裂強さは中央値をJISZ8401に従い、丸め幅0.1で表します。
引裂強さ(N/mm) = Ft /d
Ft :試験片の引裂力 (N)
クレセント形,アングル形試験片の場合は最大引裂力
トラウザ形の場合はJIS K6274に従い求めた引裂力
d :試験片の厚さ (mm)
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アングル形・クレセント形試験片 荷重-変位曲線の例 |
トラウザ形試験片 荷重-変位曲線の例 |