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塩水噴霧・複合サイクル

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複合サイクル試験

概要

 本装置は、塗料や塗膜、めっき、金属材料の腐食状態を装置内で塩水噴霧、乾燥、湿潤のサイクルを繰り返すことで腐食の促進性を高めることができ、対象材料の腐食性を短時間で評価可能です。塩水噴霧試験と比べ、サイクルの組合せにより実環境下に近い腐食性の評価が可能で、近年では自動車業界を中心に製品、材料の寿命推定にも用いられます。
試験手順、@試料は斜めに立てかけ装置内に置き、A条件設定をします。B処理後、試料の付着物を水で洗い流し、C腐食評価に供します。

 

◆装置内部◆
 
◆仕様◆
型式: CYP-90(スガ試験機株式会社)
塩水噴霧過程: 35℃±1℃, 50℃±1℃
5%中性塩水
乾燥過程: 外気温+10℃〜70℃±1℃
25±5%RH@60℃
湿潤: 外気温+10℃〜50℃±1℃
60〜90±5%RH@50℃
試料取り付け角度: 垂直に対して15° 又は20°

その他、製品形状や大型の試験片も対応できます。ご相談ください。

 

◆Xカット法による塗膜の外観変化

 

複合サイクル試験後の腐食の総合評価も行っています。

◆主な対応規格◆
・めっき: JIS H 8502
・塗料、塗膜: JIS K 5600-7-9
・電気、電子: JIS C 60068-2-52
・自動車: JASO M609
JASO M610

 

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