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アルコール測定装置の性能評価

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アルコール測定装置の性能評価

 飲酒運転による悲惨な交通事故が後を絶たないことを受けて、道路交通法において呼気中アルコール濃度の基準及び罰則(違反点数及び罰金)が強化されています。また、業務前にアルコール検知器(アルコール測定装置)等を用いた呼気中のアルコール濃度検査を義務付ける動きが加速し、運輸関係団体(トラック、バス、タクシーなどの団体)や航空業界のみならず、今後さらに対象範囲が広がることが予想されます。

 アルコール測定装置は、半導体センサーを搭載した安価なもの(数千円程度)からアルコールの赤外線吸収を検知する高価なものまで各種市販されています。測定値の正確さは、装置の管理や整備状況により大きく変わるため、定期的な整備・校正を受ける必要性があります。

 本機構では、国家標準(JCSS*エタノール特定標準ガス)と同じ方法により調製された標準ガスを用いて、装置の校正や性能評価を行っています。
*JCSS:計量法トレーサビリティ制度

リーフレット:呼気中アルコール測定装置の校正

(担当:化学標準部)