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危険物判定

沸点(初留点)測定

 本機構は、液体の沸点(初留点)測定を行っています。
 液体を蒸留させた際、凝縮管の下端から留出液の最初の1滴が落下した時の温度を初留点、毎秒数滴の速度で還流が繰り返される温度を平衡還流沸点と呼びます。

沸点(初留点)測定
  • 試験法は、平衡還流沸点がJIS K 2233、初留点はJIS K 2254(ISO 3405に相当) もしくはJIS K 0066となります。
  • 平衡還流沸点は消防法における危険物第4類の沸点測定法として規定されており、初留点は国連勧告におけるクラス3(引火性液体)の区分方法として規定されています。
  • 試験必要量は平衡還流沸点、初留点ともに300mL。測定温度の上限は平衡還流沸点が 300℃、初留点は400℃までです。
初留点測定装置

初留点測定装置