業務案内

  1. Home
  2. 業務案内
  3. 材料・素材(ゴム・プラスチック等)
  4. 燃焼性

材料物性

  1. 燃焼性

小型部品の燃焼性試験(ニードルフレーム)

概要

 電気・電子機器及びそれに使用される小型の部品や材料などに適用し、故障時に生じる可能性のある小さい炎の影響による火災危険性のシミュレーションを目的としたニードルフレームを用いた試験です。

試験詳細

<対応規格>
・JIS C 60695-11-5「耐火性試験−電気・電子−第11−5部:試験炎−ニードルフレーム(注射針バーナ)試験方法−装置,試験炎確認試験装置の配置及び指針」(IEC 60695-11-5)
・UL 1694「Standard for Tests for Flammability of Small Polymeric Component Materials」  他

◆JIS C 60695-11-5の場合
 試験試料(完成品、半組立製品又は構成部品。試料の切り出し対応も実施。)を通常使用時において最も燃焼が容易に発生及び継続する位置に設置、また、発生する炎によって最も影響を受けるおそれのある表面に対してニードルフレームによる接炎を行う。
 試験炎によって試験試料の燃焼が認められるか、もしくは、試験試料から生じた滴下物により下方に設置した敷物に火が燃え広がることがないか、燃焼時間が許容値以下であるかを調べる。

  ニードルフレームバーナーの寸法:長さ35 mm、内径0.5±0.1 mm、外径0.9 mm以下(炎高さ12±1 mm)
  バーナーの支持角度      :垂直(90°)、45°、水平(0°)
  点火器の熱源         :ブタンガス(≧95%)

 UL 94燃焼試験で要求される試験片形状への加工が困難、かつ、評価のできない体積2500 mm3未満の小型の部品を対象としたUL 1694の実施も可能です。

 予備検討試験及びその他、お客様のご要望に応じた条件での評価も可能です。
 画面左上のお問合せフォームからお気軽にご相談ください。

図1 ニードルフレーム_垂直(90°) 図2 ニードルフレーム_45°
図1 ニードルフレーム_垂直(90°) 図2 ニードルフレーム_45°