動的貯蔵弾性率, 動的損失弾性率, 損失正接の温度依存性(試料:加硫ゴム)
●弾性率の温度依存性のほか、ガラス転移温度をはじめとする分子鎖の運動性(主分散・副分散)を測定できます。
動的貯蔵弾性率、動的損失弾性率、損失正接の周波数依存性(試料:樹脂シート)
硬質材料の場合、最大1000 Hzまで実測で測定できます。
試料のスティフネスや試験片形状によりますので、お問い合わせください。
●樹脂や接着剤の硬化時間を測定します。
●動的荷重一定のほか、動的振幅一定でも測定できます。
●実際に測定できない高周波数・低周波数領域を予測します。
ガムシロップは、せん断速度に依存せず一定の粘度を保ちました(ニュートン流体)。
一方、今回供試したはちみつは、せん断速度が上昇するにつれて粘度の低下が認められました(チキソトロピー)。はちみつを混ぜるとき、最初は力が必要ですが、次第に混ぜやすくなることがわかります。
●食品の触感や食感(歯ごたえ、のど越し、口溶け)を評価できます。
インクなど、揮発性液体にも対応可能です。
ハンドクリームの保湿成分として、シアバターが多く利用されています。シアバターは低温で硬化するため、シアバターを多く含む高価格帯のハンドクリームは室温で硬く感じることがあります。しかし、35℃付近の人肌に温まると粘度が低下するため、手に馴染みやすい触感に変化します。
●粘弾性測定により、使い心地やテクスチャーを数値化できます。