一定の温度ではなく、高温・低温に繰り返し上下させることで温度変化を高分子材料(ゴム・プラスチック)に与えます。ヒートサイクル試験前後における寸法の変化や物性試験などから劣化度合いを評価します。また、温度だけでなく湿度も同時に制御することが可能なため、乾燥条件下だけでなく湿潤条件下に置くことも可能です(対応可能な条件についてはご相談ください)。本機構ではヒートサイクル試験を実施可能な試験機を複数台所有しています。
◆装置外観(一例)◆ | ◆装置内観(一例)◆ | |||||||||||
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仕様/形式 | SH-241 | PL-1KPH | PSL-2KP | PSL-4J | PU-4J |
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試験槽寸法 | 300×300×250 mm | 500×600×400 mm | 600×600×850 mm | 1000×1000×800 mm | 1000×1000×800 mm |
温度設定範囲 | ‐40 ℃〜150 ℃ | ‐40 ℃〜150 ℃ | ‐70 ℃〜100 ℃ | ‐70 ℃〜100 ℃ | ‐40 ℃〜150 ℃ |
湿度設定範囲 | 30〜95 %RH | 20〜95 %RH | 20〜98 %RH | 20〜98 %RH | ―※2 |
昇温速度※3 | 3.2 ℃/min | 3.0 ℃/min | 5.0 ℃/min | 5.0 ℃/min | 3.0 ℃/min |
降温速度※3 | 2.1 ℃/min | 2.0 ℃/min | 2.0 ℃/min | 1.0 ℃/min | 2.0 ℃/min |
※2 湿度設定不可
※3 別途ご相談
ヒートショック(冷熱衝撃)試験は、高分子材料(ゴム・プラスチック)を急速に加熱又は冷却し、材料の温度変化に対する信頼性・耐久性を評価する試験です。様々な温度環境下で使用される、電子部品などの評価に用いられます。
◆装置外観◆ |
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全景 |
内部 |
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