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環境試験

  1. 熱老化試験
  2. サイクル試験

サイクル試験

【ヒートサイクル試験】

概要
高分子材料の耐久性及び熱膨張、収縮等を評価します。

 一定の温度ではなく、高温・低温に繰り返し上下させることで温度変化を高分子材料(ゴム・プラスチック)に与えます。ヒートサイクル試験前後における寸法の変化物性試験などから劣化度合いを評価します。また、温度だけでなく湿度も同時に制御することが可能なため、乾燥条件下だけでなく湿潤条件下に置くことも可能です(対応可能な条件についてはご相談ください)。本機構ではヒートサイクル試験を実施可能な試験機を複数台所有しています。

◆装置外観(一例) ◆装置内観(一例)
恒温恒湿槽 PSL-2J 横風式   恒温恒湿槽 PSL-2J 縦風式
   
 
◆仕様(一例)
型式: 恒温恒湿槽 PSL-2J
(エスペック株式会社)
試験槽寸法: 幅600×奥行600×高さ850 mm
温度設定範囲: ‐70 ℃〜100 ℃
昇温速度※1 5.0 ℃/min
降温速度※1 2.0 ℃/min
※1 別途ご相談
製品形状も対応いたします。槽内での動作確認等も可能です。ご相談ください。
【その他の恒温恒湿槽】
仕様/形式 SH-241 PL-1KPH PSL-2KP PSL-4J PU-4J
試験槽寸法 300×300×250 mm 500×600×400 mm 600×600×850 mm 1000×1000×800 mm 1000×1000×800 mm
温度設定範囲 ‐40 ℃〜150 ℃ ‐40 ℃〜150 ℃ ‐70 ℃〜100 ℃ ‐70 ℃〜100 ℃ ‐40 ℃〜150 ℃
湿度設定範囲 30〜95 %RH 20〜95 %RH 20〜98 %RH 20〜98 %RH ※2
昇温速度※3 3.2 ℃/min 3.0 ℃/min 5.0 ℃/min 5.0 ℃/min 3.0 ℃/min
降温速度※3 2.1 ℃/min 2.0 ℃/min 2.0 ℃/min 1.0 ℃/min 2.0 ℃/min

※2 湿度設定不可
※3 別途ご相談

【ヒートショック試験】

概要

ヒートショック(冷熱衝撃)試験は、高分子材料(ゴム・プラスチック)を急速に加熱又は冷却し、材料の温度変化に対する信頼性・耐久性を評価する試験です。様々な温度環境下で使用される、電子部品などの評価に用いられます。

◆装置外観◆
全景

小型冷熱衝撃装置 TSE-11-A 全景
  内部

小型冷熱衝撃装置 TSE-11-A 内部
   
  小型冷熱衝撃装置 TSE-11-A 内部
 
◆仕様◆
型式: 小型冷熱衝撃装置 TSE-11-A
試料上下移動による2ゾーン方式
(エスペック株式会社)
試験槽寸法: 幅320 mm×高さ230 mm×奥行150 mm
温度設定範囲: 低温試験 −65 ℃〜0 ℃
高温試験 +60 ℃〜+200 ℃
温度復帰時間: 5分以内 (低温−65 ℃から高温+150 ℃)
時間設定範囲: 0〜99時間59分
サイクル設定範囲: 1〜9999サイクル
 
◆対応規格◆
・MIL-STD-883H
(試験番号1010.8)
・IEC 60068-2-14
(JIS C60068-2-14)
・JASO D001
・EIAJ ED-2531A
製品形状、試験条件等の詳細は、ご相談ください。