L-column2は、残存シラノール基の影響を極限まで抑えた高性能カラムです。酸性物質から塩基性物質、さらに配位化合物まで簡単なメソッドでテーリングなくシャープなピークが得られます。フェニルカラム、内径1 mm未満のミクロカラム・ナノカラムなど、ラインアップが豊富です。メタルフリーカラム(ガラスライニング)もご用意しています。
詳しい製品情報は「L-column, L-column2総合カタログ」をご覧ください → カタログ/価格表
基材 | 多孔性高純度球状シリカ |
細孔径 | 12 nm |
比表面積 | 340 m2/g |
粒子径 | 2 μm, 3 μm, 5 μm |
修飾基 | オクタデシル基 |
エンドキャッピング | 高度エンドキャッピング |
USP category | L 1 |
使用pH範囲 | pH 1〜 pH 9 |
粒子径 | 3 μm, 5 μm |
修飾基 | オクチル基 |
エンドキャッピング | 高度エンドキャッピング |
USP category | L 7 |
使用pH範囲 | pH 2〜 pH 7.5 |
粒子径 | 3 μm, 5 μm |
修飾基 | フェニルヘキシル基 |
エンドキャッピング | 高度エンドキャッピング |
USP category | L 11 |
使用pH範囲 | pH 2〜 pH 7.5 |
L-column2 では充填剤ロットに対し、様々な試験を行い、ロット間の再現性を厳しく管理しています。また充填カラムに対しては、標準試験を全数行って、適合したカラムにクロマトグラムを添付し、出荷しています。
試験内容(抜粋)
No. | 試験名 | 評価内容 |
---|---|---|
2001 | 標準クロマトグラム | カラムの充填状態、保持の再現性 |
2002 | ピリジン、フェノール試験 | 塩基性物質に対する充填剤の吸着性、保持の再現性 |
2003 | 標準試験(Test A) | カラムの充填状態、保持の再現性 |
2004 | ピリジン、フェノール試験(Test B) | 塩基性物質に対する充填剤の吸着性、保持の再現性 |
2005 | 特性試験(Test C) | 水素結合性、疎水性、立体選択性 |
2006 | 塩基性物質試験(Test D) | 塩基性物質に対する充填剤の吸着性、保持の再現性 |
2007 | 配位性化合物試験(Test E) | 配位性化合物に対する充填剤の吸着性、保持の再現性 |
2008 | 酸性物質試験(Test F) | 酸性物質に対する充填剤の吸着性、保持の再現性 |