米国向けGHS対応SDS作成
■CERIの業務内容
2012年に米国労働安全局(OSHA)の危険有害性周知基準(HCS; Hazard Communication Standard)にGHSが導入され、米国でもGHS対応SDS・ラベルが必要となりました。
本機構では、お客様のご要望にお答えし、HCSに対応した分類の実施とSDSを作成いたします。
米国向けSDS・ラベルの作成
- 和文、英文いずれのSDSからも作成が可能です。
- SDSがない場合でも、成分情報等から作成が可能です。
- 混合物中の成分情報の開示について、適切なアドバイスが可能です。
- ご要望に応じて、NFPA、HMISの表示システムに従った表示も含めた作成が可能です。
-

- GHS対応ラベル例
(http://www.osha.gov/Publications/OSHA3492QuickCardLabel.pdfより引用)
■HCS 2012の主なポイント
HCS2012はいわば米国版GHSです!
- 米国労働安全局(OSHA)の危険有害性周知規則(以下、HCS)は、米国の作業分野における化学品の危険有害性情報伝達(SDS, ラベル等)に関する主要な規則です。
- これまでHCSにはGHSは未導入でしたが、2012年3月にGHSを導入した最終規則(以下、HCS 2012)が公表されました。
- HCS 2012は2012年5月に施行され、段階的に導入されます(下記「導入スケジュール」参照)。これにより、今後は、米国でもGHS対応のSDS、ラベルが必要となりました。
■GHS導入に伴う主な変更点
国連GHS (改訂3版)対応となりますが、異なる部分もあります!
|
HCS 1994 |
HCS 2012 |
危険有害性の定義 |
・HCSの定義に基づく物理
化学的危険物、健康有害
物質
・許容濃度が設定された物質
・発がん性物質 |
<国連GHSとの主な相違点>
・独自の危険有害性あり
・環境有害性の導入無し
国連GHS(改訂3版)に対応した
・物理化学的危険性 16項目
・健康有害性 10項目
+自然発火性ガス、窒息剤、可燃性ダスト |
混合物の濃度限度 |
絵表示等の具体的なラベル要素の規定なし |
国連GHS(改訂3版)に対応したラベル要素
製品の特定/Signal word/
Hazard Statement(s)/
Precautionary Statement(s)/Pictogram(s)/
製造者、輸入者等の連絡先 |
SDS |
12項目 |
国連GHS(改訂3版)に対応した16項目 |
用語 |
MSDS |
SDS |
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