リスク評価に必要なヒト健康影響及び生態影響の各種エンドポイントの情報は、国際機関や各国等が作成した評価書、学術論文、製本、参考データベース等の多様な情報源に分散しています。
CERIでは、これらの情報源から効率的に必要な情報を収集し、国際的に合意された基準で信頼性を評価します。エンドポイント1つから、ご要望に合わせて迅速に対応いたします。
物理化学的性状・生分解性・生物濃縮性データ等につきましても、信頼性が高いと認められる情報源から、リスク評価に適切な情報を収集いたします。
GHS分類とSDS作成についてもご相談ください。
有害性評価は、一般的に「有害性の特定」、「用量相関の確認」、「無毒性量の推定」の3つのステップで実施し、無毒性量(NOAEL)等を推定します。この有害性評価では、高度の専門的な知識を要します。
CERIでは、毒性試験に長く携わってきた毒性学の専門家が、国際的に認められた信頼性評価基準を基に有害性評価を実施します。
有害性評価に関するオンサイトセミナーも行っています。
Q 1 :有害性情報の収集方法がわからないのですが?
A 1 :有害性情報の入手先は、国が公開している事業者向けGHS分類ガイダンス(平成25年度改訂版)の「分類判定に利用可能な情報源」が参考になります。CERIでは、特定の物質のNOAELを収集するといった調査も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
Q 2 :以前、取得した毒性試験結果の妥当性を評価できますか?
A 2 :対応できます。CERIでは、毒性試験に長く携わってきた毒性学の専門家が査読を行い、試験結果の妥当性を評価します。以前取得した試験データが改定されたISOに適合するかどうか、医療機器の生物学的安全性試験結果の解釈等、多くの実績があります。
Q 3 :産業衛生学会の「許容濃度の勧告」にて許容濃度が提案されていない化学物質の管理濃度を設定することはできますか?
A 3 :まずは海外の労働安全衛生に関する法規制に関連した許容濃度を調査し、見当たらない場合には、既存の有害性情報を収集、評価した上で、暫定管理濃度を提案したケースが多数あります。お気軽にお問い合わせください。