項 目 | 説明及び分析方法 |
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外観観察、性状 | 異物の外観からは、色、光沢、形状の情報が得られます。塗料片、金属片、木片、紙片、繊維、生物由来のたんぱく質等の見当をつけます。また、硬さ、粘度からプラスチック、ゴム、粘着剤、油脂類等を推定します。 <分析方法の例>
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有機物の分析 (例:樹脂、ゴム、繊維、塗料) |
有機物と推定される物質は、分光法によってその主成分を特定します。さらに、GC/MS法、熱分解GC/MS法による成分特定等、必要に応じた詳細分析も可能です。 <分析方法の例>
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金属・無機物の分析 (例:金属片、ガラス、砂利) |
硬い異物、金属光沢を有する物質の成分を元素情報により特定します。異物の分離が困難な場合、表面と内部等部位ごとに元素組成を比較したい場合、元素の局在を分析することも可能です。 <分析方法の例>
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生物の分析 (例:菌、血液) | 主に外観観察により実施します。菌類は培養後観察や遺伝子解析等により種の特定も可能です。タンパク質が検出された際には、ヒト・植物由来等詳細な解析も可能です。ヒト由来の血液かどうかの判定も実施しています。 |
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