衣類や靴などの繊維製品、自動車の内装材は太陽光に長時間暴露されると変色や退色が生じることがあります。紫外線カーボンアーク灯は耐候性試験の光源の中で最も歴史が古く、紫外線領域に高強度の分光分布をもつ試験機で、紫外線は強力なエネルギーを有するため、この光源を用いることで変褪色の評価が短時間で可能となります。変褪色はグレースケール法、色差計により判定します。また、青色標準染布を用いたブレ―スケール法にも対応します。
試験手順、@試料をパネル(65mm×110mm)に固定し、試験装置内に取り付けます。Aブラックパネル温度(BPT)と湿度を設定します。B暴露処理後、変退色の他に強度測定、表面状態等の分子構造変化までの評価試験もご対応可能です。
◆装置内部◆![]() |
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◆試料取付け例◆![]() |
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その他、製品形状や大型の試験片も対応できます。ご相談ください。
染色堅牢度試験(JIS L 0842 第三露光法)も実施しています。
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