メタルハライドランプ式ウェザーメーターによる超促進耐候性試験
概要
本装置は、295 nm以上の紫外線を集光し、効率よく照射するため、画期的なスピードで耐候性試験を可能にします。さらに、夜間等に発生する結露作用の機構を付加して、より屋外暴露に近い試験を行うための超促進耐候性試験機です。屋外暴露や従来の促進暴露に比べ、試験時間が短縮されます。
試料は、試験装置内に平置きします。@ブラックパネル温度、A水の付加(スプレー、結露)を設定します。複数の条件を組み合わせたサイクル運転も可能です。暴露処理後の外観観察、色差測定、強度測定、表面分析等の評価試験を行います。
◆他の耐候性試験機との比較◆
光源 |
放射照度(W/m2)
@300〜400 nm |
1年間の放射露光量に 対応する時間(h) |
サンシャイン |
78.5 |
1083 |
キセノン |
60 |
1417 |
スーパーキセノン |
180 |
472 |
超促進型メタルハライド |
1500 |
57 |
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◆仕様◆
アイスーパーUVテスター |
型式: |
SUV-W161-T05(岩崎電気株式会社) |
有効照射面積: |
422 mm×190 mm(約800 cm2) |
放射照度: |
75〜150 mW/cm2(300 nm〜400 nm) |
ブラックパネル温度: |
50 ℃〜85 ℃ (照射時)
35 ℃〜75 ℃ (休止時) |
湿度: |
40〜70 %RH(照射時、BPT63 ℃)
50〜90 %RH(休止時、BPT50 ℃) |
保有台数: |
1台 |
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試料台の上下移動範囲を35 mm(標準仕様)から60 mmに改良し、高さのある試料にも対応しています。
また、ケーブル孔を設けているため、試料表面温度のモニタリングなども可能です。
ご相談ください。