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RoHS/ELV指令の分析

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RoHS/ELV指令の分析

現行、欧州ではRoHS指令(Directive 2011/65/EU of the European Parliament and of the Council of 8 June 2011 on the restriction of the use of certain hazardous substances in electrical and electronic equipment)、ELV指令(廃自動車指令)、WEEE(廃電気電子機器指令)により重金属などを含む有害物質が使用制限されています。さらにRoHS指令においては2019年7月以降に新たにフタル酸エステル類の制限が適用されます(RoHS2)。

 RoHS指令では、重金属である『カドミウム(Cd)、鉛(Pb)、水銀(Hg)、六価クロム(Cr6+)』と臭素系難燃剤である『ポリ臭素化ビフェニル(PBB)、ポリ臭素化ジフェニルエーテル(PBDE)』の計6種が対象物質です。RoHS2ではフタル酸エステル『フタル酸イソブチル(DIBP)、フタル酸ジブチル(DBP)、フタル酸ブチルベンジル(BBP)、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル(DEHP)』が対象物質となります。
 本機構では、IEC 62321の方法に基づき分析を実施しています。重金属類は誘導結合プラズマ発光分光分析装置(ICP-AES)、誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS)、原子吸光光度計(AAS)等を用いた分析を行っています。臭素系難燃剤については、ガスクロマトグラフ/質量分析計(GC/MS)による精密分析と、燃焼分解イオンクロマトグラフ(IC)法による簡易分析(スクリーニング)を行っています。フタル酸エステル類については、GC/MSによる分析を実施しています。

精密分析

対象物質 閾値
ppm(mg/kg)
分析方法
カドミウム(Cd) 100 IEC 62321-5
ICP-AES法、ICP-MS法
鉛(Pb) 1000 IEC 62321-5
ICP-AES法、ICP-MS法
水銀(Hg) 1000 IEC 62321-4
還元気化AAS法、加熱気化AAS法
六価クロム(Cr6+ 1000 IEC 62321-7-1、IEC 62321
アルカリ分解/比色法、スポットテスト/熱水抽出法
ポリ臭素化ビフェニル (PBB)、
ポリ臭素化ジフェニル エーテル (PBDE)
1000 IEC 62321-6
GC/MS法
フタル酸エステル類
(DIBP、DBP、BBP、DEHP)
1000 IEC 62321-8
GC/MS法

簡易分析(スクリーニング)

規制物質 定量下限値
ppm (mg/kg)
分析方法
Cd、Pb、Hg、全クロム(T-Cr)、全臭素(T-Br) IEC 62321-3-1
蛍光X線分析法
T-Br 50 IEC 62321-3-2
燃焼分解IC法

 本機構は、公益財団法人日本適合性認定協会(JAB)より試験所認定JIS Q 17025 (ISO/IEC 17025)を取得しています。対象は樹脂・ゴム・プラスチック中のカドミウム・鉛・水銀・クロムの4項目です。
 試験納期については通常2週間(精密分析の場合)ですが、ご要望に応じて特急プランで対応することができます。価格についてはご相談ください。