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L-column Micro

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L-column Micro 製品情報

 L-column Microは、内径0.075〜0.3 mmのナノ・ミクロカラムです。L-column2 ODSをはじめとする低吸着性の充填剤と、独自に開発した充填技術及びデッドボリュームの少ないカラム構造が融合した高性能カラムです。

カラムの構造

[ノンコートタイプ(Fig.1)]
  • Fig.1 断面SEM写真と構造模式図(ノンコートタイプ 0.075mm I.D.)
    Fig.1 断面写真と構造拡大

 フューズドシリカがむき出しなので、機器に直接接続することで、デッドボリュームが低減できます。金属部品を使用していないので、LC/MS/MSによるリン酸化プロテオーム解析でのリン酸化ペプチドの同定に最適です。

  • 対応内径: 0.075 mm, 0.1 mm
  • フューズドシリカ外径: 360μm
  • ノンコートタイプ
[PEEKコートタイプ]

 フューズドシリカにPEEK樹脂をコーティングしています。取り扱いしやすく、MSとの接続が容易です。

  • 対応内径: 0.075〜0.3 mm
  • 1/16”O.D.ステンレス製エンドフィット
  • PEEKコートタイプ

プロテオーム解析

  • Fig.2 BSA酵素消化物のカバー率
    Fig.2 BSA酵素消化物の
    カバー率拡大
  • Fig.3 微量BSA酵素消化物
    Fig3.微量BSA酵素消化物拡大

 Fig.2、Fig.3は、BSAのトリプシン消化物をLC/MSで分析し、濃度とカバー率を示しました。カラムの優位差は低濃度で顕著にみられます。
 カバー率が高いほど、タンパク質中のアミノ酸配列を多く読み取れたことになり、L-column Microは、低濃度まで高いカバー率を示します。これは、充填剤が極限まで不活性化処理されているため、通常の市販カラムでは問題となるカラムへの微量ペプチドの吸着がほとんど起こらないことと、高理論段数を有するためです。多くのタンパク質を同定できるため、プロテオーム解析には最適です。

低吸着性と高理論段数

  • Fig.4 カラム比較(エノラーゼ酵素消化物)
    Fig.4 カラム比較拡大

 L-column Microは、低吸着性の充填剤により、多くのペプチドを分離できます。このため、タンパク質の同定に有効です。またシャープなピークは定量性にも優れ、微量分析にも最適なカラムです(Fig.4)。
 また、独自の充填技術により、高圧充填しています。均一に充填されたカラムは、高理論段数と高耐久性を実現しました。

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トラップカラム

  • Fig.5 トラップカラムの比較(BSA酵素消化物)
    Fig.5 トラップカラムの比較
    (BSA酵素消化物)拡大

 微量成分の分析では、注入量を多くするためにトラップカラムが必須です。L-column Microのトラップカラムは、少ないデッドボリュームと充填剤の低吸着性により、確実に目的成分をトラップすることができます(Fig.5)。

[カートリッジ式トラップカラム]

極限までデッドボリュームを排除しているため理論段数を低下させません。さらにカートリッジ式なので、経済的です。

  • サイズ:内径0.3 mm×長さ5 mm
  • カートリッジ式トラップカラム
  • Fig.6 トラップカラムの試料負荷量(インシュリンB鎖)
    Fig.6 トラップカラムの試料負荷量拡大

 トラップカラムは、目的成分をしっかりと保持し、また充填剤への不可逆的な吸着がほとんどないため、試料の損失がありません。インシュリンB鎖では20〜1000 ngの範囲内でピーク面積との直線性が得られています(Fig.6)。