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よくある質問

LC Q&A : L-column シリーズの使い方/トラブルシューティング

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Q1. 移動相を置換するときの注意事項を教えてください。

A1. まず移動相を置換するときに注意しなければならないのが置換前後の移動相の相溶性です。急激な有機溶媒比率の変化は、カラム圧力が大きく変動します。カラム圧力が急激に上昇しないように、有機溶媒比率は徐々に変え、送液は分析時と同じか、それ以下にしてください。次に移動相に塩を含む場合ですが、有機溶媒の比率を上げると塩が析出する可能性があります。有機溶媒100%の移動相Aから、塩を含む移動相Bに置換する場合、Bと同比率の水/有機溶媒で流路やカラム内を置換してから、移動相Bを送液します。カラム内を置換するには、カラム容量の約10倍の送液が必要です。4.6×150 mmの場合、1 mL/minで約20分送液すれば、カラム内は十分置換されます。イオンペア試薬を用いる分析やや高感度分析では、ベースラインが安定するまで、更に送液が必要なときがあります。

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Q2. カラム洗浄の方法を教えてください。

A2. カラム洗浄が必要となるのは、カラム内に残留物がある場合や長期間保管する場合などです。以下に例を挙げます。
 分析カラムサイズ: 4.6×150 mm
 分析移動相: メタノール/20 mM リン酸(50/50)
 洗浄方法:
  @メタノール/水(50/50)で1 mL/minで約20分送液する
  Aメタノールの比率を徐々に上げる
  Bメタノール100%で1 mL/minで約20分送液する
メタノールで洗浄できないような脂溶性物質がカラム内に残留しているとき、溶出力の強いアセトニトリルやTHFを更に送液します。カラム入口付近の残留物を除去する場合は、分析時と逆方向に取り付け、洗浄をした方が効果的ですが、頻繁に送液方向を変えるのは控えた方がよいでしょう。

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Q3. 保管するときの注意事項を教えてください

A3. 洗浄後、アセトニトリル又はメタノールでカラム内を満たし、カラム内の溶媒が揮発しないように付属のプラグでしっかり密閉し、温度変化の少ない実験室などで保管してください。再度使用する際は、塩を含まない移動相を、通常の半分程度の流速で送液してください。

Q4. カラム圧力が上がってしまいました。どう対処すればいいですか?

A4. カラム圧力が上がる場合、カラム入口側に異物が蓄積しています。分析時と逆方向に取り付け、カラム洗浄をしてください。ただし、このような異物は簡単に除去できないことが多いので、ある程度洗浄してもカラム圧力が下がらないときは、交換をお勧めします。このようなことが頻繁に起こる場合には、ガードカラムを使用してください。

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Q5. 一般的なカラム性能のチェック方法を教えてください。

A5. カラムに添付されているテストレポートに記載されている条件でナフタレンを分析します。数値は使用する機器や計算方法により、多少異なります。カラム圧力、保持時間、ピーク形状、理論段数をテストレポートと比較すれば、どの程度性能維持されているかの目安になります。

Q6. カラム交換の目安はありますか?

A6. L-column シリーズは、初期性能の90%以下になった場合を、耐久性試験での性能劣化の目安にしていますが、分析の目的や精度に応じて、個々の分析に合った基準を設けてください。例えば、ピーク割れが起きた、ピークがテーリングし始めた、分離していた2つのピークについて必要な分離が得られなくなった等です。

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Q7. ODSカラムは移動相組成が水系100%で使えないと聞きます。L-column シリーズ は使えますか?

A7. 使えます。水系100%で性能劣化することはありません。ただし、送液を止め、カラム圧力が下がると、保持時間が極端に短くなる現象が生じ、再現性がなくなることがあります。このような場合、アセトニトリル又はメタノールを60%程度含む移動相で送液後、そのまま送液を止めずに分析することで、再現性が得られます。このような分析条件の場合、脂溶性物質が入口側に蓄積しやすいので、有機溶媒の送液は洗浄効果も期待できます。

Q8. L-column シリーズの使用温度の上限は何℃ですか?

A8. 汎用のカラムオーブンの温度範囲(10〜80℃)で使えます。ただし高温での長時間使用はカラム寿命が短くなります。中性以上の移動相では、40℃以下での使用をお勧めします。

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