CERI公募型研究助成
化学物質の評価・管理技術の発展に貢献する研究を大学または公的研究機関の45歳以下の若手研究者を対象に公募し、その中からテーマを選定し、その研究費の一部を助成するものです。
(1)研究助成の対象
化学物質の評価・管理技術の発展に資する研究で、次のいずれかに該当するものを助成の対象とします。ただし、他の機関からの委託研究や助成を受けている研究等と重複するものは助成の対象外とします。
- ゴム、プラスチック等の高分子材料の評価に関する研究
- 環境分析、モニタリング技術に関する研究
- 標準物質の開発、評価技術に関する研究
- 化学物質の有害性評価、暴露評価およびリスク評価に関する研究
- その他、化学物質の評価・管理に関する研究
(2)応募資格と条件
以下の条件を満たす研究者とします。
- 日本国内の大学または公的研究機関に所属している者
- 募集年の4月1日時点で45歳以下である者
(3)研究期間
契約日から翌年3月31日までとします。
(4)助成金および件数
1件につき100万円以内とし、2件以内を予定しています。
(5)募集期間
12月1日~1月31日必着
募集期間中は「お知らせ」にてご案内します。
(6)選考
当機構審査委員会において選考のうえ、決定します。
審査は非公開で行われ、審査の経過、採否の理由についての照会には応じられませんので、ご了承ください。
(7)研究成果の報告等
- 採択された研究者は、研究期間終了後1カ月以内に完了報告書、成果報告書および会計報告書を提出してください。
- 採択された研究の概要および成果の概要は、原則として当機構ホームページおよび機関誌「CERI NEWS」で公表します。
- 外部に対して研究成果を発表する場合には、本制度の助成を受けたことを明示してください。
CERI提案型共同研究
化学物質の評価・管理技術の発展に貢献する研究を、大学または公的研究機関の研究者と当機構職員との共同研究として実施します。
(1)対象とする研究分野
化学物質の評価・管理技術の発展に資する以下のような研究分野を対象とします。
- ゴム、プラスチック等の高分子材料の評価に関する研究
- 環境分析、モニタリング技術に関する研究
- 標準物質の開発、評価技術に関する研究
- 化学物質の有害性評価、暴露評価およびリスク評価に関する研究
- その他、化学物質の評価・管理に関する研究
(2)共同研究者
対象となる共同研究者は、以下の条件を満たす研究者です。
- 日本国内の大学または公的研究機関に所属している者
- 研究を計画に従って遂行するに足る能力を有する者
- 過去に助成を受けた研究で不適当と認められる行為がない者
(3)研究期間
原則として契約締結日から翌年3月31日までとする。ただし、複数年を希望する場合でも契約締結日から翌々年3月31日までを限度とする。
(4)当機構と共同研究機関の関係
研究は、当機構と共同研究機関で実施します。共同研究機関での研究費は当機構が負担し、共同研究機関は設備、役務を提供していただきます。
(5)研究費用
研究費用は1件当たり500万円以内とし、研究に直接必要となる経費を対象とします。
(6)募集
毎年11月~12月に募集予定。
(7)選考方法
当機構の審査委員会で選考します。
(8)成果の公表
研究成果の概要は、原則として当機構ホームページまたは機関誌「CERI NEWS」に掲載します。また、研究成果を当機構の公開研究発表会で発表する場合もあります。
助成者一覧(公募型)
| 年度 | 研究題目 | 研究者 | 成果 | |
|---|---|---|---|---|
| 令和8年度 | 円偏光発光スイッチ色素の評価における標準物質の開発 | 岡山大学学術研究院 准教授 | 高石 和人 | – |
| キャピラリー電気泳動による異核ランタニド錯体の精密分離法の開発 | 福島大学人間発達文化学類 准教授 | 唐島田 龍之介 | – | |
| 令和7年度 | 細胞外マトリックスを有する全層角膜モデルの開発 | 信州大学繊維学部 准教授 | 根岸 淳 | 成果 |
| 選択的濃縮と質量分析を基盤とする環境水中の生体リスク医薬品の高感度多成分同時分析技術の開発 | 東京薬科大学薬学部 助教 | 守岩 友紀子 | 成果 | |
| 令和6年度 | 先端量子ビーム分析法を利用したフィラー充填ゴムの階層構造と力学特性の相関解明 | 京都大学化学研究所 助教 | 中西 洋平 | 成果 |
| 令和5年度 | 化学物質による神経分化異常の新たなリスク評価:エピジェネティック変異原の検出系構築 | 宮崎大学農学部 助教 | 新井 良和 | 成果 |
| 環境にやさしい手法で形成した強靭化ラテックスフィルム | 信州大学学術研究院繊維学系 准教授 | 鈴木 大介 | 成果 | |
| 令和4年度 | ミトコンドリア膜透過性遷移に起因する薬物性肝障害リスクの簡便な代替評価法の開発における血小板の利用 | 千葉大学大学院薬学研究院 助教 | 竹村 晃典 | 成果 |
| 表面自由エネルギーによる金属酸化物ナノ粒子の溶解特性の評価 | 京都大学大学院工学研究科 准教授 | 小林 大志 | 成果 | |
| 令和3年度 | 有機色素のクロミズム特性を利用した有機ハロゲン化合物の分光学的モニタリング技術の開発 | 広島大学 大学院先進理工系科学研究科 教授 | 大山 陽介 | 成果 |
| リアルタイムに危険性ガスを検出するグラフェンガスセンサーの開発 | 筑波大学 数理物質系 准教授 | 伊藤 良一 | 成果 | |
| 令和2年度 | グルタチオン化プロテオミクスによるがん細胞の酸化ストレス応答反応解析法の確立 | 新潟大学 医歯学系 助教 | 小林 大樹 | 成果 |
| 河川水中に含まれるガドリニウムの化学形態分析手法の確立 | 関西学院大学 理工学部 講師 | 岡林 識起 | 成果 | |
| 令和元年度 | 分子集合体を利用した高分子網目の評価 | 金沢大学 ナノマテリアル研究所 助教 | 雨森 翔悟 | 成果 |
| リピドミクス手法を活用した脂質代謝変化解析と生理機能評価 | 東北大学病院 薬剤部 助教 | 前川 正充 | 成果 | |
| 平成30年度 | メタルフリーHPLC-MS/MSによるヒト涙液中TS-1成分の高精度かつ高感度分析法の確立 | 昭和大学医学部 助教 | 山田 美穂 | 成果 |
| 汽水・海産メダカを用いた新たな生態毒性試験法の開発に向けた基盤的研究 | 秋田県立大学生物資源科学部 助教 | 堀江 好文 | 成果 | |
| 高分子ゲルの動的セグメントサイズと破壊挙動 | 国立研究開発法人理化学研究所 | 片島 拓弥 | 成果 | |
| 平成29年度 | セルロースナノ繊維の伝熱異方性評価 | 立教大学理学部化学科 助教 | 上谷 幸治郎 | 成果 |
| 非標識かつ抗体フリーなメチル化DNA検出が可能なセンサデバイスの開発 | 東京大学生産技術研究所 講師 | 南 豪 | 成果 | |
| 平成28年度 | 高分子ナノファイバー1本の力学特性評価 | 首都大学東京 大学院都市環境科学研究科 助教 | 田中 学 | 成果 |
| 巨大核の出現に着目した短期腎発がん性予測指標の確立 | 東京農工大学農学部共同獣医学科 産学官連携研究員 | 長谷川 也須子 | 成果 | |
| 平成27年度 | ヒト遺伝子破壊株を用いた化学物質の有害性評価 | 横浜市立大学大学院 生命ナノシステム科学研究科 客員研究員 | 黒沢 綾 | 成果 |
| 近赤外分光法を用いた高分子成形品の劣化状態の迅速評価法の開発 | 京都大学 工学研究科 助教 | 引間 悠太 | 成果 | |
| 平成26年度 | 精密構造の制御された新規ゴム材料の開発とその物理的特性の評価 | 広島大学大学院工学研究科 助教 | 田中亮 | 成果 |
| 平成25年度 | 定量NMR用標準物質開発のための高精度純度評価法に関する研究 | 独立行政法人産業技術総合研究所 研究員 | 山﨑 太一 | 成果 |
| 自然調和型新規刺激応答性高分子材料の精密合成とその表面構造評価 | 九州大学大学院工学研究院 特任助教 | 織田 ゆか里 | 成果 | |
| 平成24年度 | 遺伝学を利用した新規毒物スクリーニング法の開発 | 首都大学東京大学院 理工学研究科 教授 | 廣田 耕志 | 成果 |
| X線光電子分光分析と量子化学計算によるナノカーボン材料の欠陥解析 | 千葉大学大学院 工学研究科 助教 | 山田 泰弘 | 成果 | |
| 平成23年度 | アクリルアミドの毒性評価に関する研究 | 神戸大学大学院医学研究科 助教 | 入野 康宏 | 成果 |
| モデルケースとしての多環芳香族炭化水素の複合毒性影響評価 | 愛媛大学 沿岸環境科学研究センター 講師 | 仲山 慶 | 成果 | |
| 平成22年度 | 高度水素生産菌株を活用した有害化学物質迅速検出技術の高感度化 | 九州工業大学大学院生命体工学研究科 助教 | 前田 憲成 | 成果 |
| ナノマテリアル吸入曝露による肺発がん発生メカニズムに立脚したカーボンナノチューブの肺発がんリスク評価 | 名古屋市立大学大学院医学研究科 助教 | 深町 勝巳 | 成果 | |
| 平成21年度 | 化学物質の胎児生殖細胞への暴露による世代を超えたリスク評価系の構築 | 関西学院大学理工学部 専任講師 | 関 由行 | 成果 |
| 臭素系難燃剤HBCDのライフサイクルを考慮したリスクおよびベネフィットの比較解析 | 横浜国立大学 環境情報研究院 特任教員 | 真名垣 聡 | 成果 | |
| 平成20年度 | サロゲート化合物合成を志向した多様性ある生物活性物質の低コストかつ簡便な重水素標識化法の開発 | 岐阜薬科大学創薬化学大講座薬品化学研究室 講師 | 前川 智弘 | 成果 |
| プラスチック化合物を分解するアーミング酵母の創製 | 兵庫医療大学薬学部 准教授 | 芝崎 誠司 | 成果 | |
| 難揮発性有害物質のSI単位へのトレーサビリティを確保した純度評価方法の開発 | 独立行政法人産業技術総合研究所 研究員 | 羽成 修康 | 成果 | |
| 平成19年度 | 珪藻タンパク質のプロテオーム解析を用いた除草剤の有害性評価 ―トキシコプロテオミクスへの新展開― | 九州大学大学院農学研究院水産生物環境学分野 助教 | 島崎 洋平 | 成果 |
| ナノマトリクス分散エラストマーの創製による天然ゴムの改質 | 長岡技術科学大学物質・材料系 助手 | 山本 祥正 | 成果 | |
共同研究者一覧(提案型)
| 年度 | No. | 研究テーマ | 共同研究研究者 |
|---|---|---|---|
| 令和7年度 | R7-1 | 免疫過剰応答の機序解明に関する研究-タンパク質リン酸化によるシグナル伝達の関与の探索- | 山口大学 |
| 令和6年度 | R6-1 | エストロゲン応答性蛍光トランスジェニックゼブラフィッシュ胚を用いた内分泌かく乱作用マルチスクリーニング法の確立(R5年度からの継続) | 帯広畜産大学 |
| R6-2 | 生分解性プラスチックの分解メカニズムの解明(R5年度からの継続) | 九州大学 | |
| 令和5年度 | R5-1 | エストロゲン応答性蛍光トランスジェニックゼブラフィッシュ胚を用いた内分泌かく乱作用マルチスクリーニング法の確立 | 帯広畜産大学 |
| R5-2 | 生分解性プラスチックの分解メカニズムの解明 | 九州大学 | |
| R5-3 | ヒト薬物代謝酵素発現ゼブラフィッシュを用いた発生毒性評価法の開発(R4年度から継続) | 酪農学園大学 | |
| R5-4 | 核酸医薬品のオフターゲット候補遺伝子に関するin silico解析のための統合解析プログラムの開発(R4年度から継続) | 情報・システム研究機構 | |
| 令和4年度 | R4-1 | ヒト薬物代謝酵素発現ゼブラフィッシュを用いた発生毒性評価法の開発 | 酪農学園大学 |
| R4-2 | 核酸医薬品のオフターゲット候補遺伝子に関するin silico解析のための統合解析プログラムの開発 | 情報・システム研究機構 | |
| R4-3 | 天然ゴムのタンパク質がゴム特性に与える影響(R3年度から継続) | 長岡技術科学大学 | |
| R4-4 | 陰イオン界面活性剤標準液の正確な値付け方法の開発(R3年度から継続) | 産業技術総合研究所 | |
| 令和3年度 | R3-1 | GGGenomeを活用した核酸医薬品のin silico解析システムの構築 (R1年度から継続) | 情報・システム研究機構 |
| R3-2 | 超臨界流体クロマトグラフィー/質量分析法を用いた脂質定量メタボローム解析 (R2年度から継続) | 九州大学 | |
| R3-3 | ヒト代謝酵素発現系ゼブラフィッシュの創製および薬物動態に対する影響解析 (R2年度から継続) | 酪農学園大学 | |
| R3-4 | 天然ゴムのタンパク質がゴム特性に与える影響 | 長岡技術科学大学 | |
| R3-5 | 陰イオン界面活性剤標準液の正確な値付け方法の開発 | 産業技術総合研究所 | |
| 令和2年度 | R2-1 | 新規無機標準液の高精度濃度値付け方法の開発 (R1年度から継続) | 産業技術総合研究所 |
| R2-2 | GGGenomeを活用した核酸医薬品のin silico解析システムの構築 (R1年度から継続) | 情報・システム研究機構 | |
| R2-3 | 超臨界流体クロマトグラフィー/質量分析を用いた脂質定量メタボローム解析 | 九州大学 | |
| R2-4 | ヒト代謝酵素発現系ゼブラフィッシュの創製および薬物動態に対する影響解析 | 酪農学園大学 | |
| 令和元年度 | R1-1 | 新規無機標準液の高精度濃度値付け方法の開発 | 産業技術総合研究所 |
| R1-2 | GGGenomeを活用した核酸医薬品のin silico解析システムの構築 | 情報・システム研究機構 | |
| 平成30年度 | 30-1 | ゼブラフィッシュの胚・仔魚期における体内の薬物動態に関する研究:薬物投与法と代謝活性 (H29年度から継続) | 酪農学園大学 |
| 30-2 | 表面気泡変調液体クロマトグラフィー(SBMLC)を用いた新規カラム評価法の開発および新規充填剤への展開 (H29年度から継続) | 埼玉大学 | |
| 30-3 | 発がん物質の遺伝毒性の有無による細胞老化の違いに着目した肝発がん短期予測指標の探索 | 東京農工大学大学院 | |
| 30-4 | マイクロプラスチックおよび芳香族炭化水素化合物のヒメダカを用いた濃縮度試験 | 九州大学大学院 | |
| 平成29年度 | 29-1 | モルフォロジー(老化防止剤とゴムの相分離構造)が天然ゴムの安定化に与える影響 (H28年度から継続) | 長岡技術科学大学 |
| 29-2 | ゼブラフィッシュの胚・仔魚期における体内の薬物動態に関する研究:薬物投与法と代謝活性 | 酪農学園大学 | |
| 29-3 | 有機標準液のための新たな特性値決定方法の開発 | 産業技術総合研究所 | |
| 29-4 | 網羅的エピゲノム解析による肝細胞の細胞老化に関する不可逆性影響予測指標の探索 | 東京農工大学大学院 | |
| 29-5 | 表面気泡変調液体クロマトグラフィー(SBMLC)を用いた新規カラム評価法の開発および新規充填剤への展開 | 埼玉大学 | |
| 平成28年度 | 28-1 | モルフォロジー(老化防止剤とゴムの相分離構造)が天然ゴムの安定化に与える影響 | 長岡技術科学大学 |
| 平成26年度 | 26-1 | 海産ヨコエビによる底質を用いた慢性毒性試験法の開発 (H25年度から継続) | 鹿児島大学 |
| 平成25年度 | 25-1 | ヒト臨床サンプルを用いた肝発がんマーカー遺伝子の探索 (H24年度から継続) | 早稲田大学 |
| 25-2 | 細胞不死化技術を用いた有用細胞作製に関する研究 (H24年度から継続) | 山口大学 | |
| 25-3 | 海産ヨコエビによる底質を用いた慢性毒性試験法の開発 | 鹿児島大学 | |
| 平成24年度 | 24-1 | 遺伝子発現解析による遺伝毒性作用メカニズムの検出とin vitro遺伝毒性スクリーニングへの応用 (H23年度から継続) | 九州大学大学院 |
| 24-2 | ヒト臨床サンプルを用いた肝発がんマーカー遺伝子の探索 | 早稲田大学 | |
| 24-3 | 細胞不死化技術を用いた有用細胞作製に関する研究 | 山口大学 | |
| 平成23年度 | 23-1 | オゾン水による高分子劣化機構の解明(平成22年度から継続) | 九州大学大学院 |
| 23-2 | 遺伝子発現解析による遺伝毒性作用メカニズムの検出とin vitro遺伝毒性スクリーニングへの応用 | 九州大学大学院 | |
| 平成22年度 | 22-1 | オゾン水による高分子劣化機構の解明 | 九州大学大学院 |
| 22-2 | ヒト肝臓癌等のがん組織とその周辺細胞における遺伝子発現並びにゲノム変異解析 | 東京農工大学大学院 | |
| 22-3 | トキシコゲノミクス技術を応用した天然物由来成分の血管新生抑制作用スクリーニング法の開発(H21年度から継続) | 広島大学大学院 | |
| 平成21年度 | 21-1 | 工場排水の環境影響評価法の開発 | 国立環境研究所 |
| 21-2 | トキシコゲノミクス技術を応用した天然物由来成分の血管新生抑制作用スクリーニング法の開発 | 広島大学大学院 | |
| 平成20年度 | 20-1 | ヒト肝臓癌等のがん組織とその周辺細胞における遺伝子発現並びにゲノム変異解析 | 東京農工大学大学院 |
| 20-2 | 医薬品の環境モニタリングに関する研究 | 国立医薬品食品衛生研究所 | |
| 20-3 | 蛍光標識した万能型リガンドによる核内受容体結合試験の開発 | 九州大学大学院 | |
| 平成19年度 | 19-1 | 医薬品生態影響評価法の確立 | 国立医薬品食品衛生研究所 九州大学農学研究院 |
| 19-2 | In vitro簡易発がん性スクリーニング手法の開発 | 名古屋市立大学 |