遺伝毒性試験は、化学物質の発がん性や遺伝的障害を短期間で予測することができるスクリーニング試験です。
遺伝毒性試験には様々な試験法がありますが、本機構では、細菌を用いる復帰突然変異試験(Ames試験)、染色体異常試験、in vitro/in vivo小核試験等を実施しています。
本機構は、Ames試験について7,500物質以上、染色体異常試験について1,600物質以上、in vivo小核試験について300物質以上の実績を持ち、これらの豊富な経験を生かしてお客様の様々なご要望に対応することができます。例えば、従来の開放系のAmes試験では遺伝毒性の評価が困難なガス物質及び揮発性物質に対しては、密封バッグ(テドラーバッグ®)を使用したAmes試験を実施することが可能です。評価対象についても、化学物質、医薬品、農薬を始めとして様々なものを取り扱うことが可能ですので、お気軽にご相談ください。