本機構は、SDS-PAGE、二次元電気泳動等を用いた各種タンパク質の測定から、高精度なプロテオーム解析まで実施しています。
本機構では、2D-DIGE(Two-Dimensional Fluorescence Difference Gel Electrophoresis)法*を用いたタンパク質発現のディファレンシャル解析及びナノLC-MS/MSを用いたタンパク質の同定、ショットガン解析の受託試験を実施しております。2D-DIGEやショットガン解析と本機構で開発した種々の分画手法(フラクショネーション)を前処理に用いることによりこれまでの二次元電気泳動やショットガン解析では解析できなかった膜タンパク質(P450等)や発現量が非常に少ないタンパク質(血中のマーカー探索)の定量比較解析が好評です。
タンパク質の発現量の定量比較解析(ディファレンシャル解析)は、プロテオーム解析の基本となる技術です。これまで二次元電気泳動を用いた解析では、その再現性や多くの煩雑な操作が必要であるといった問題点が指摘されてきました。しかし、本機構で採用しているタンパク質ディファレンシャル解析手法である2D-DIGEは、これらの問題点を解決した正確な定量比較が可能であるばかりでなく大量のサンプルを処理可能なハイスループットなプロテオーム解析の手法です。
通常、試験はn=3で実施し統計処理により有意な変動のあるスポットを検出しますが、より安価に比較解析を実施したいというご要望にお応えして、2サンプルをn=1で比較する簡易試験(統計解析は実施しませんが、サンプル間の検出された全スポットの容積比をご報告いたします。)を開始しました。(2011年9月より)
本機構は、二次元電気泳動で分離したサンプル中のタンパク質をLC-MS/MSにより数十フェムトモルレベルでルーチン的に同定が可能です。さらに、フォーカスドプロテオミクスのアフィニティクロマトや免疫沈降で精製したタンパク質混合物や血液、各種生体組織サンプル中のタンパク質混合物をショトガンLC-MS/MSにより一斉同定及びノンラベル定量解析にも対応しております。
ご依頼の目的など、こちらのフォームより可能な限り詳しくお知らせください。具体的な解析内容については、お客様とご相談の上決定させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。