フォギング(Fogging)性試験

自動車内装材から高温時に揮発した物質が窓ガラスに付着して曇る現象(フォギング)を評価します。加熱した試験片の揮発物をガラスプレートに付着させ、反射率・曇価(HAZE)・付着物質量を測定。付着物の定性・定量分析も可能です。


自動車用内装材に用いられるゴム・プラスチック・繊維等には、数多くの添加剤や接着材が用いられています。夏期等車内が高温化することで、材料中から揮発した物質が、外気で冷やされ、窓ガラス内面に付着し、視界を妨げる現象(フォギング)が発生します。フォギング性試験は、内装材に起因するこのような挙動を評価します。

試験概要

試験片を所定のガラス容器に入れ、ガラスプレートで蓋をし、ガラス容器を加熱しながらガラスプレートは冷却します。揮発した物質は、ガラスプレートに付着し、曇りを発生させます。このガラスプレートの反射率、曇価(HAZE)および付着物質量を測定し、フォギング特性として評価します。

フォギング処理 例

処理条件

試験温度50 ℃~160 ℃
冷却温度20 ℃~40 ℃

対応規格

  • ISO6452
  • DIN75201

その他の規格については個別にお問い合わせください。

評価項目

反射率測定

ガラスプレート表面の鏡面反射光の度合いを測定します。
一般的に付着物が少ないほど正反射光が強くなります。

反射率測定

曇価(HAZE)測定

ガラスプレートの光線透過率を測定し、曇価(HAZE)を算出します。
一般的に付着物が少ないほどHAZE値は低くなります。

曇価(HAZE)測定

付着物質量測定

ガラスプレートまたはアルミニウム箔の質量を測定します。

曇りの原因となった付着物の定性・定量分析も実施可能です

担当部門:高分子技術部門

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