高分子材料の耐薬品性の評価や特殊な環境下での暴露評価を行います。
一般的な浸せき試験
高分子材料(ゴム・プラスチック)に対して、オイルや試験用燃料油、潤滑油、酸、アルカリ等の浸せき液がどのような影響を及ぼすかを評価します。JISやISO等の規格において試験法が定められており、機構では、規格に定められた試験を実施する以外にも、さまざまな環境下での浸せき試験を実施しています。
テストチューブ式老化試験 (株式会社東洋精機製作所)
装置外観

仕様
| 型式 | テストチューブ式老化試験 (株式会社東洋精機製作所) |
|---|---|
| 温度設定範囲 | 室温~300℃ |
Thermo-Mate BF601 (ヤマト科学株式会社)
装置外観

仕様
| 型式 | Thermo-Mate BF601 (ヤマト科学株式会社) |
|---|---|
| 温度設定範囲 | 室温+5~180℃ |

試験管にサンプルとオイル等の浸せき液を入れ、恒温槽に設置します。浸せき液の沸点前後の温度下で浸せき試験を実施する場合、浸せき液の揮発を防ぐため、冷却管を取り付けた状態での処理や密閉容器を使用します。密閉容器の内圧限界は、容器により異なり0.5~15 MPaです。
対応規格
JIS K 6258、JIS K 7114、JIS K 6348、ISO 1817、JWWA K 120、JASO M 319、JSWAS K-1、K-2、他
特殊な暴露試験
特殊な環境下、規格以外の暴露評価に対応します。
- 液化ガス
耐圧容器に液化プロパンガス(LPG)、ジメチルエーテル(DME)等の燃料系液化ガスを試料とともに充填し、試料に及ぼす影響を調べます。 - 塩素水
水道水に含まれる残留塩素に対する影響を調べるため、塩素水に浸せきし、促進劣化処理を行います。 - オゾン水
オゾンが溶解した水、いわゆるオゾン水に対する影響を調べます。
その他、ご要望に応じてさまざまな暴露評価試験を行っています。