ハロゲン・酸の分析

工業製品に含まれるハロゲン(F・Cl・Br・I)、酸を、イオンクロマトグラフ(IC)で定性・定量します。ハロゲンフリー材料への転換や各国の含有規制対応に活用できます。固体試料は、自動燃焼装置に直結したICで高精度に測定します。


高分子材料、無機製品等の工業製品に含まれるハロゲン(フッ素[F]、塩素[Cl]、臭素[Br]、ヨウ素[I])、酸の定性、定量分析を行います。

塩素、臭素系のハロゲン化合物は難燃性添加剤として樹脂製品に多く使用されていましたが、燃焼により有害ガスを生成することから、電気、電子製品の材料はハロゲンフリー材料(ハロゲンフリーはんだ材料の定義:JEITA ET-7304A、ハロゲンフリー銅張積層板試験方法:JPCA-ES01-2003)への転換が進められています。製品中のハロゲン量は国内・海外においてさまざまな法律により規制されており、その含有量を調べることが求められています。
有機酸は、環境中や化成品に含まれており、工業製品の品質管理や食品工場等の排水の監視において濃度等の測定が求められます。
当機構では、イオンクロマトグラフ(IC)により液体試料(水溶液)中に含まれる各種イオン(ハロゲン、低級有機酸、無機酸など)を高分解能かつ高感度に分析することができます。固体試料中のハロゲンは、自動燃焼装置に直結したICを使用することで高精度に含有量を求めます。

ハロゲン分析

  • 食品(例:しょう油)中の陰イオン一斉分析
  • 工業製品等のハロゲン定量分析

対応規格

  • JIS K 7229 塩素含有樹脂中の塩素の定量方法
  • JIS K 7392 廃プラスチック-全臭素分析試験方法
  • JIS Z 7302-6 廃棄物固形化燃料-第6部:全塩素分試験方法
  • ASTM D 7359
  • ASTM D 7350-08
  • BS EN 14582
  • IEC 61189-2
  • IEC 62321-3-2 (RoHS指令関連)

前処理方法

自動燃焼装置、酸素燃焼ボンベ、酸素燃焼フラスコ法、管状電気炉、溶出など

酸分析

一斉分析可能な酸化合物の一覧

次表にない化合物についても随時対応しています

有機酸、無機酸
ギ酸乳酸アジピン酸硫酸
酢酸リンゴ酸フマル酸亜硝酸
プロピオン酸クエン酸マレイン酸硝酸
酪酸(ブタン酸)シュウ酸ピルビン酸塩酸
吉草酸(ペンタン酸)マロン酸アクリル酸リン酸
カプロン酸(ヘキサン酸)コハク酸安息香酸―
エナント酸(ヘプタン酸)グルタル酸亜硫酸―
担当部門:高分子技術部門

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