医薬品の安定性・品質・規格試験

医薬品の安定性試験・品質試験・規格試験を実施し、貯蔵条件や有効期間の設定を支えます。HPLC・LC-MS/MS等を用いた高精度な分析をGMPや信頼性基準で実施します。


業務概要

当機構は、化審法で培われた高度な分析技術を生かして、昭和63年より医薬品分析業務を開始しました。現在、医薬品の貯蔵方法・有効期間の設定に必要なデータを収集する安定性試験をはじめとして、品質・規格試験や微生物試験をGMP体制や信頼性基準に対応して実施しています。

お客様ニーズの拡大に対応し、平成22年秋には日田事業所に医薬品安定性・品質・規格試験用の別館棟を建設し、検体保存設備および分析機器の増設を行いました。また、微生物試験室も新設し、微生物試験の実施体制を拡充しました。

各試験の詳細については試験項目一覧をご覧ください。また、当該業務で使用している主な機器および設備については、機器および保存設備一覧をご覧ください。

安定性試験用保存機器
Waters製UPLC

試験項目一覧

実施可能な医薬品関連試験項目

試験項目詳細
安定性試験*
(原薬、製剤)
長期保存試験:-70℃、5℃、25℃/60%RH
中間的試験:30℃/65%RH
加速試験:40℃/75%RH
苛酷試験:各種条件(温度、湿度、光)
品質・規格試験*原薬、製剤、医薬品原料、包装材料などの規格試験(自社規格、公定書規格:JP、USP、EP)
分析法バリデーション
配合変化試験
品質再評価・生物学的同等性のための溶出試験
微生物試験微生物限度試験
・生菌数試験: 総好気性微生物数(TAMC)、総真菌数(TYMC)
・特定微生物試験: 大腸菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ、緑膿菌、胆汁酸抵抗性グラム陰性菌
無菌試験(メンブランフィルター法、直接法)
エンドトキシン試験(ゲル化法、比濁法、比色法)
生物活性測定試験細胞を用いた生物活性測定試験
・バイオ医薬品:G-CSF、EPO、抗体医薬品など
バイオ医薬品理化学試験バイオ医薬品特有の理化学試験
・二次構造解析、SDS-PAGE、アミノ酸配列、ペプチドマップ、アミノ酸組成、
等電点電気泳動、キャピラリー電気泳動、LC-MSなど
核酸医薬品・mRNA医薬品の品質・規格試験分析手法
 IP-RP、AEX、SEC、LC-MS、UV、キャピラリーゲル電気泳動、CD、qPCR、ELISA、Cell-based assayなど
試験項目
 確認試験(分子量測定)、純度試験(mRNA完全性、二本鎖RNA、鋳型DNA、5’キャップ、ポリAなど)、含量、水分、力価など
生体試料中の薬物濃度測定LC-MS/MS、HPLC、GC-MSを用いた各種試験
分析法開発、分析法バリデーション、実試料測定
医用材料の評価試験医用材料の溶出試験や含有量試験

バイオ医薬品に関する詳細リーフレットはこちら
(目次のみを掲載しております。詳細閲覧をご希望の方はこちらのフォームよりお気軽にお問い合わせください。)

*安定性試験、品質・規格試験における測定項目一覧

測定項目詳 細
性状外観、溶解性
確認試験IR、UV、TLC、呈色反応、沈殿反応
定量HPLC、GC、UV、電位差滴定、イオンクロマト
類縁物質HPLC、GC、TLC
純度試験重金属、ヒ素、残留溶媒(GC)
製剤試験溶出試験、崩壊試験、硬度、不溶性微粒子、不溶性異物、製剤均一性試験、採取容量、粒度(ふるい)
水分水分(カールフィッシャー)、乾燥減量
示性値pH、融点、旋光度、浸透圧、強熱残分、屈折率、粘度

担当部門:化学物質安全部門

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