Agilent遺伝子発現解析

Agilent社マイクロアレイで遺伝子発現を網羅的に解析します。目的の生物種や遺伝子セットに合わせたカスタムアレイの作製、CARCINOscreen専用のToxplus等の独自アレイによる解析にも対応します。


受託解析内容

概要/特徴

概要

本受託解析は、RNAサンプルまたは対象組織や細胞を当機構にお送りいただくだけで、Agilent社のマイクロアレイを使用して網羅的に遺伝子発現解析を行い、高品質なデータをご提供するものです。

当機構はAgilent社の公認プロバイダとしてマイクロアレイ受託解析を行っています。
解析手法の選び方
目的項目
サンプル中の遺伝子発現量を測定・解析したい遺伝子発現解析
ゲノムDNAのコピー数変化の測定・解析をしたいaCGH解析
miRNAの発現量を測定・解析したいmiRNA解析
超微量サンプルやFFPE切片中の遺伝子発現量を測定・解析したい超微量/FFPEサンプルの遺伝子発現解析

各種カスタムアレイのデザインサポートも実施します

特徴

  • 広いダイナミックレンジ
    Agilent社マイクロアレイは幅広いダイナミックレンジ(5桁)で検出可能であるため、低発現量の遺伝子の検出が可能であり、また、検出可能な遺伝子数が多いことが特徴です。
  • 少量サンプルからの解析も可能
    Low Input Quick Amp Labeling Kitを用いて、25 ng以上(8×60Kフォーマットの場合は10 ng以上)のtotal RNAからでも高品質なアレイデータの取得が可能です。

CERIでは

  • 豊富なAgilentマイクロアレイ解析の実績
    2001年度よりさまざまな遺伝子発現解析のプロジェクトに参画し、豊富な実績を有しています。
  • 高精度に管理された実験環境
    HEPAフィルタークリーンブースにおいて、クリーン度の高い環境下で作業しています。塵等によるアレイ測定への影響、光によるシグナルの退色の心配はありません。
  • 高い技術・データの精度
    アレイ解析技術の高さから、高いリピート率でオーダーをいただいています。
別々に実施した同一サンプルデータの比較
別々に実施した同一サンプルデータの比較

サービス内容

以下のような流れで受託解析を実施します。基本メニューとしてはお客様からtotal RNAをご送付いただくことからスタートします。

受託解析の流れ
受託解析の流れ
RNA品質検定微量分光光度計によるRNA濃度の測定
バイオアナライザによるRNA品質の確認
マイクロアレイ実験Low Input Quick Amp Labeling Kitによるラベル化cRNAの合成
ラベル化cRNAの濃度・Cy3/Cy5取り込み効率確認
目的とするマイクロアレイアレイとのハイブリダイゼーション
洗浄/スキャニング
データ解析数値化、簡易解析(変動遺伝子リスト作成)
データマイニング(オプションとしてさまざまなメニューをご用意しています)

納品物 / 納期

報告書(印刷物)以外に、以下のデータを電子ファイルとして納品します。なお、報告書には方法、結果(考察)を含みます。

納品物(1)解析結果報告書(ハードコピー)
(2)RNA品質検定結果(ExcelおよびPDFファイル)
(3)画像データ(TIFFファイル)*
(4)数値化データ(Textファイル)
(5)QCレポート結果(PDFファイル)
(6)各種解析データ(オプションメニュー)
納期約3週間(サンプル受領から)

*ご依頼内容によってはお渡しできない場合もあります

サンプル

以下の条件に合ったtotal RNAサンプルをご準備ください。

種類total RNA(カラムフィルターで精製)
サンプル量25~200 ng (Low Input kit)
濃度20 ng/μL以上(推奨;100 ng/μL以上)
溶媒Nuclease Free水(DEPC水不可)
A260/A2801.8以上
A260/A2301.5以上
RIN*5.0~7.0以上

*RIN; RNA Integrity Numberの略であり、RNAの分解度を1~10で数値化したもの。
10に近いほど分解していないRNAを表します。

サンプルは返却しませんので、必要量をお送りください。

上記基準に満たない場合はご相談ください。

ヒト臨床サンプルの場合、HIV、HCV等感染性のあるサンプルは受領できません。

組織・細胞等からのtotal RNA精製も承ります。お気軽にお問い合わせください。

価格

本解析の価格に関しましては、当機構までお問い合わせください。

お申し込み方法

ご依頼の目的など、お問い合わせフォームより可能な限り詳しくお知らせください。
具体的な解析内容については、お客様とご相談の上決定させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

その他一般的なご依頼・ご相談手順についてはこちらをご覧ください。 ご相談の内容に基づき、費用・納期等をお知らせします。お見積もり内容にご承諾いただけましたら、契約手続きに入らせていただきます。

その後、サンプルを当機構までご送付ください。サンプルの送付方法についてはこちらを参考にしてください。

なお、土日祝祭日はサンプルの受け取りができませんので、平日の9時から17時に当機構着となりますように、冷凍(ドライアイス同梱)にてお送りください。

実験方法の選択

アジレント社製オリゴマイクロアレイ解析には、1色法と2色法の2通りがあります。お客様の研究目的に合わせて、お選びいただけます。なお、原理についてはAgilent社プロトコール(18ページ目)をご参照ください。

表 1色法と2色法の対比
1色法2色法
用途・データ解析の際の組み合わせが自由
・シグナル値レベル(5桁)での統計解析が可能
・2サンプル間の微小な差異を検出可能
(厳密な数値比較に強い)
蛍光色素Cy3Cy3/Cy5
ノーマライズ方法グローバルノーマライゼーションLowessノーマライゼーション

測定可能なアレイ(2011年1月現在)

表 遺伝子発現解析用オリゴDNAマイクロアレイ一覧

Agilent社HP「遺伝子発現解析マイクロアレイ」より

動物
和名学名アレイフォーマット
ヒトHomo SapiensWhole Human Genome・8×60K(G3)
・4×44K
マウスMus musculusWhole Mouse Genome
ラットRattus norvegicusWhole Rat Genome・4×44K
ウマEquus caballusHorse
犬Canis familiariCanine (Dog) V2
ハマダラ蚊Anopheles gambiaeMosquito
線虫C.elegansC. elegans (V2)
ブタ (ヨーロッパイノシシ)Sus ScrofaPorcine
ウサギOryctolagus cuniculusRabbit
サケSalmo salarSalmon
ヒツジOvis ariesSheep
ゼブラフィッシュDanio rerioZebrafish (V2)
キイロショウジョウバエDrosophila melanogasterDrosophila
ウシBovinaeBovine
ニワトリGallus gallusChicken
アカゲザルMacaca mulattaRhesus Monkey
アフリカツメガエルXenopus laevisXenopus laevis
植物
和名学名アレイフォーマット
タバコNicotiana tabacumTobacco・4×44K
トウモロコシCorn; MaizeCorn
イネイネ
セイヨウアブラナBrassica napusBrassica
ワタGossypium hirsutumCotton
タルウマゴヤシMedicago truncatulaMedicago
オオムギHordeum vulgarBarley
コムギTriticum aestivumWheat
トマトSolanum lycopersicumTomato
大豆Glycine maxダイズ
シロイヌナズナArabidopsis thalianaArabidopsis V4
Rice いもち病菌Magnaporthe griseaMagnaporthe grisea 2.0
その他
和名学名アレイフォーマット
出芽酵母Saccharomyces CerevisiaeYeast・4×44K
マウス発生研究用Mouse 発生再生研究
ラットRat (V2)

SurePrint G3 platform;
Agilent社独自のSure print技術によって、スポット密度が従来の5倍に増加した高密度アレイです。これにより、ゲノムカバー率が向上し、mRNAのみならずlincRNAやsnoRNA等のnon-coding RNAのプローブにも対応しています。

カスタムアレイ

概要 / 特徴

概要

e-Arrayシステム(Agilent)により、カタログに記載されていない生物種のマイクロアレイの作製や、お客様の目的とする遺伝子セットにカスタマイズしたアレイの作製をサポートします。また、当機構でデザインしたマイクロアレイを用いた受託解析も実施しています。

Agilent Technologies

特徴

当機構ではeArrayシステムによるオリジナルカスタムアレイの作製実績があります。その経験からお客様の目的に沿ったカスタムアレイ作製をサポートします。

作製の流れ

作製の流れ

CERIオリジナルアレイ

当機構独自のマイクロアレイも作製しております。当機構オリジナルアレイの受託解析も承っております。

名称生物種フォーマットスポット数特徴
Whole Rat Genome
Toxplus
(AMADID: 023497)
ラット
4×44K45,220・CARCINOscreen™(短期発がん性予測システム)専用のマイクロアレイ
・Agilent Rat Whole Genome Arrayのプローブもすべて搭載
Mouse Pathway Array
(AMADID: 021496)
マウス
8×15K15,744・アノテーションが明らかな遺伝子のみを搭載
・200種類以上のパスウエイ情報に対応
Medaka Array
(AMADID: 017305)
メダカ
4×44K36,398・生態毒性の奨励試験魚種であるメダカ(Oryzias latipes)のWhole genomeに対応
・cDNAライブラリー作成からシーケンス解析まで当機構で実施して開発したマイクロアレイ

価格

本解析の価格に関しましては、当機構までお問い合わせください。
お問い合わせ先はこちら。

お申し込み方法

  • ご依頼の目的など、お問い合わせフォームより可能な限り詳しくお知らせください。具体的な解析内容については、お客様とご相談の上決定させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
  • その他一般的なご依頼・ご相談手順についてはこちらをご覧ください。
  • ご相談の内容に基づき、費用・納期等をお知らせします。
  • お見積もり内容にご承諾いただけましたら、契約手続きに入らせていただきます。

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