業務概要
一般毒性試験では、工業化学物質、医薬品、農薬、食品添加物および特定保健用食品等を動物に投与し、投与期間中に状態観察、体重測定等、投与後に病理検査、血液学的検査、血液生化学的検査等を行い、毒性を評価します。投与経路は人の暴露経路等を想定し、経口、経皮、静脈内、腹腔内、皮下、気管内等があります。投与期間は、短期の影響を評価するための単回投与から、化審法等で規定されている28日間反復投与、中長期の影響を評価するための90日から1年間の長期投与があります。
また、気管内投与による試験は、ナノ材料の呼吸器経由の毒性評価としても有用です。
当機構の活動
マウスおよびラットを用いた単回投与から反復投与まで、各種ガイドラインに準拠した試験に対応することが可能で、これまでに1800試験を超えるGLP試験の実績を有しています。特に、化審法GLP試験の経験が豊富で、動物への投与が難しい樹脂等の化学物質についても対応することが可能です。


試験項目一覧
実施可能な一般毒性試験項目と主な適用例
単回投与毒性試験
| 化審法 | 農薬 | 医薬品 | SDS | 暴露・リスク評価 | 生分解性プラ | ポリ衛協 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 急性経口投与毒性試験 OECD TG420, 423, 425 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| 急性経皮投与毒性試験 OECD TG402 | ○ | ○ | ○ | ○ |
生分解性プラ:生分解性プラ識別表示制度(旧:グリーンプラ識別表示制度)
ポリ衛協:ポリオレフィン等衛生協議会におけるポジティブリスト作成基準
TG:テストガイドライン
反復投与毒性試験
| 化審法 | 農薬 | 医薬品 | SDS | 暴露・リスク評価 | 生分解性プラ | ポリ衛協 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 28日間反復経口投与毒性試験 OECD TG407 | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
| 90日間反復経口投与毒性試験 OECD TG408 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
生分解性プラ:生分解性プラ識別表示制度(旧:グリーンプラ識別表示制度)
ポリ衛協:ポリオレフィン等衛生協議会におけるポジティブリスト作成基準
TG:テストガイドライン
物質、用途に応じて、実施する試験についてはご相談ください。また、上記の項目以外の中長期投与毒性試験や比較的短い試験期間で発がん性を評価できる中期発がん性試験等も実施可能ですので、お気軽にお問い合わせください。