高分子材料等のクリープ特性の評価ができます。プラスチック等の高分子材料は長期的に液体のように流動し変形するクリープ現象を生じます。クリープ現象による変形は製品性能を低下させ、破損等の事故を招くおそれがあることから、クリープ特性の評価は製品の寿命推定に非常に有用です。
試験概要
試験片に荷重を負荷した状態で静置し、変位(変形)の経時変化を記録します。目的や試験片形状に合わせて試験条件(負荷モード、荷重、温度等)を設定します。


代表的な試験機
クリープ試験機 C200-3

| 製造メーカー | (株)東洋精機製作所 |
|---|---|
| 荷重方式 | 天秤式 |
| 測定モード | 引張、曲げ、圧縮 |
| 設定荷重範囲 | 20 N〜2000 N |
| ストローク限界 | 〜30 mm |
| 試験温度範囲 | 室温 室温+20℃ 〜 200℃ |
| 測定CH | 3 (1つの高温槽内に3本設置) |
| 保有台数 | 2 |
| 備考 | ― |
3連ロードセル式 クリープ試験機

| 製造メーカー | (株)米倉製作所 |
|---|---|
| 荷重方式 | ロードセル式 |
| 測定モード | 引張 |
| 設定荷重範囲 | 0.1 N〜100 N |
| ストローク限界 | 〜300 mm |
| 試験温度範囲 | 室温 室温+20℃ 〜 200℃ |
| 測定CH | 3 (1つの高温槽内に3本設置) |
| 保有台数 | 1 |
| 備考 | 応力緩和測定も可能 |
CERIのクリープ試験の特色
安定した試験環境を実現
建屋から独立した基礎地盤(耐震エリア)を有するクリープ試験専用試験室を備えており、振動等の外乱を抑制した試験環境を実現しています。さらに湿度変化に敏感な試料に適した恒温恒湿環境も用意しています。安定した試験環境により精確なデータを提供します。

幅広い試験条件・規格に対応
常温から高温まで、幅広い試験条件・規格に対応します。数グラム単位の低荷重試験にも対応しており、フィルム等の薄膜試料も評価可能です。また、数年単位の長期試験、特殊試験にも対応しますのでご相談ください。
対応可能な試験条件の例
| 試験モード | 引張・圧縮・曲げ |
|---|---|
| 試験温度 | 室温、室温+20℃~200℃ |
| 試験荷重 | 0.1N~ または 20 N~ |
| 試験雰囲気 | 大気・流体(水等) |
| 試験片形状 | 短冊,ダンベル,ブロック,薄膜,製品状等 |
| 対応規格 | JIS K6273,JIS K6859,JIS K7115,JIS K7116,ISO 899,ISO 7850等 (その他の規格についてもご相談ください) |
その他の装置として、万能試験機では大変形の試験(短時間限定)が、粘弾性装置では低荷重、広い温度範囲、せん断・ねじりモードでの試験が可能です。
上記にない試験条件にも対応できる場合があります。
目的・ご要望に応じて最適な試験を提案しますので、お気軽にご相談ください。
試験結果例
クリープひずみ(変形量)−時間曲線やクリープ弾性率、クリープコンプライアンス等、目的・ご要望に応じた形式のデータを提供しますので、ご相談ください。
