荷重たわみ温度試験

両端を支持した試験片に一定の曲げ応力を加えながら油槽を120℃/hで昇温し、規定のたわみに達した温度を求めます。熱変形温度(HDT)とも呼ばれ、樹脂の耐熱性評価に用いられます。常温〜300℃に対応します。


樹脂材料の耐熱性は、樹脂の限界温度をいい、その限界温度を確認する一つの尺度として荷重たわみ温度があります。樹脂材料は金属材料に比べて熱による状態変化や物性変化を生じる温度が低いため、その温度を確認する上で荷重たわみ温度が重要です。荷重たわみ温度は、熱変形温度またはHDT(Heat Distortion Temperature)とも呼ばれています。

試験概要

両端を支持した試験片の中央を、圧子により所定の曲げ応力を加えながら、油槽を120℃/hで上昇させ、試験片が規定のたわみに達した時の温度を荷重たわみ温度(単位:℃)とします。試験片の種類としてフラットワイズ(推奨)とエッジワイズがあります。

適用規格

JIS K 7191-1, JIS K 7191-2, JIS K 7191-3, ISO 75-1, ISO 75-2, ISO 75-3

評価事例

  • 各種樹脂材料の相対的な挙動評価
  • 複合材料の変形に対する抵抗性評価

装置仕様

装置名称HDT試験装置S6-MH (株)東洋精機製作所製
温度範囲常温〜300℃
試験装置
試験装置機構図
担当部門:高分子技術部門

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